韓国の自動車最大手、現代自動車が新型車の燃費を“誇大”表示していたと複数の米メディアが報じ、自動車関係者の間で驚きが広がっている。現代自は一昨年、米国で約90万台におよぶ燃費性能の“水増し”が判明し、品質評価がガタ落ち。米市場の立て直しを賭けた今回の新型車でも誤表示が発覚した影響は大きい。業界では「常習犯だから…」といった厳しい声も出始めている。現代自の説明「うのみにできない」 燃費性能の“誇大”表示が見つかったのは主力車種の中型セダン「ソナタ」の新型車。米ウォールストリート・ジャーナルなどによると、《現代自は3月4日、新型ソナタの燃費について、ガソリン1リットルあたり平均12.6キロと発表。14日に独自のテスト結果を公表した韓国政府は、同12.1キロだったと述べていた》と説明し、同17日に現代自側も燃費に誇張があったと謝罪した、という。 今回の水増し問題について、現代自は《「公表したのは