Cute.Catalogの公開にあたり、ディスカバリ・サービスがどのような考えのもとにデザインされているのか、何回かに分けて説明していきたいと思います。 ではまずは、Cute.Catalogの発想の原点から説明いたします。 利用者志向で発想しています。 いままでのOPACの発展型ではなく、オープンソースのeXtensible Catalogをベースに、下記の課題を解決できる検索インタフェースをつくるにあたって、GoogleやAmazonなど、広く一般に親しまれ、利用者により好まれている検索サービスから発想を得ています。 従来のOPACを多くの利用者はどう使っていたでしょうか? 図書館員の想定どおりに使ってくれない。いろんな機能があるのに・・・ それはOPACがわかりやすくデザインされていなかったからです。 しかし、図書館がデザインをしなおしたいと思っても、ベンダが提供するパッケージのOPA