日比谷図書文化館は、純粋な図書館という立場からもう一歩踏み込んで、学ぶこと・交流することにも力を入れており、本格的な講座やセミナーも度々開催しています。そんな講座の一つ、「新しい図書館学」の第1回に参加してきました。 第1回の講師は、六本木ライブラリーアドバイザーの小林麻実さん。六本木ライブラリーといえば六本木ヒルズにある有料のライブラリースペースで、無料の公共図書館を回っている私には、やや敷居が高い施設でもあります(笑)。そんなライブラリーを運営している小林さんの考える図書館とは何か、興味津々です。 この講座は、図書館主催の講座には珍しく有料(一般2,000円、学生1,000円)で、更にもう一つ珍しい点として、事前課題が出されていました。「開催するのでお気軽にご参加ください」というイベントというより、しっかり学びましょうというイベントなんですね。課題の内容は ご自身がもっとも良く知ってい