県内800社以上を網羅した「沖縄の業界地図」を発刊した沖縄大学法経学科の学生たち=8日、那覇市の沖縄大学 沖縄大学の法経学科の学生が中心となり、県内で活動する企業800社以上を収録した「沖縄の業界地図」(沖縄教販、税別880円)を作成した。4日から県内の書店やコンビニで販売を始めた。 上場企業が集中する大都市圏や業界大手に関する「業界地図」はあるものの、中小企業が多い沖縄の業界や企業間の関係を一望できる資料はほとんどなかった。企業人だけでなく就職活動に臨む学生にも需要がありそうだ。 A4判、カラー刷りで108ページ。「ものづくり」「金融・インフラ」「交通」「観光」「医療・人材」「卸売り・小売り」の章立てで、各業界の企業相関図を掘り下げている。関連統計など経済分析のためのデータをふんだんに盛り込み、企業の相関を一覧できる見やすいデザインも特徴だ。百貨店業界で沖縄三越閉店後の動向を盛り込むなど