はじめに 前回は、エンドユーザーの「意見」ではなく「⾏動」、すなわち「実際にしたこと」を調べることが大切、というお話しでした。 エンドユーザーの「⾏動」を調べるには、いくつかの方法があります。代表的なものは、過去の⾏動にフォーカスしてユーザーインタビューする方法や、現場に⼊ってユーザーの⾏動を観察するエスノグラフィという方法などです。 UXデザインは、ユーザー⼼理を明らかにする専⾨技術ですが、そのすべての基本となるのは「ユーザーに会う」ことです。 そこで今回からは、UXデザインのはじめの⼀歩として入りやすい、「ユーザーインタビュー」にフォーカスしていきます。 ユーザーインタビューで気をつけること ユーザーインタビューとは、エンドユーザーに話を聞くことです。しかし、ただユーザーに話を聞くことと、インタビューすることには、ちがいがあります。 どのような点に気をつけていくか、見ていきましょう。
