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ブックマーク / kakichirashi.hatenadiary.jp (31)

  • 学校基本調査DataViewを作りました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    以前、弊BLOGでは相場観を持つことの大切さについて言及しました。つまり、様々なデータが大体どの程度の数値なのかを大まかに理解することですね。大学に限らず、学校教育関係のデータと言えば、指定統計である学校基調査が真っ先に思い浮かぶところです。そこで、以前弊BLOGで作成したデータ可視化サイトテンプレートを用いて、学校基調査のデータを可視化した「学校基調査DataView」を作りました。 学校基調査DataView 現時点で掲載しているデータは以下のとおりです。 掲載データ 総括 進学者数等の推移、大学数の推移、学生数の推移、大学院数等の推移、大学院学生数等の推移、務教員数の推移、務職員数の推移 学部 分野別学部学生数の推移、設置者別関係学科別学生数の推移、関係学科別標準修業年限内卒業率の推移 大学院 専攻分野別大学院学生数の推移、設置者別大学院学生数の推移、専攻分野別当該大学出

    学校基本調査DataViewを作りました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • 2015年の大学業界を(いまさら)振り返る - 大学職員の書き散らかしBLOG

    12月は文字通り四六時中働いていたので、今更ではありますが、このタイミングで大学業界の2015年を振り返ります。 新聞記事データベースの検索結果をもとに、大学に関係あるトピックを抽出しました。大学(特に国立大学)全体に関係ありそうなことや個人的に気になったことを並べましたので、全てのニュースを網羅しているわけではありません。 1月 ネットの指摘により、東大・阪大などの論文80に不正の疑い 東京大学大学院情報理工学系研究科が科学研究ガイドラインを改訂したことが判明 2015年からの新しい配分方式に従い、法科大学院の補助金配分金額を文科省が公表 17年ぶりに大学入試センター試験で得点調整が発生 名古屋の女子大学生を殺人容疑で逮捕 2月 理化学研究所が小保方氏の処分を公表 国家戦略特区による医学部新設について日医師会などが反対申し入れ 2014年度設置計画履行状況調査の結果が公表され、253

    2015年の大学業界を(いまさら)振り返る - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • 大学業界のギョーカイヨーゴ - 大学職員の書き散らかしBLOG

    他業界と同じく、大学業界にも様々な業界用語がありますね。特に、省略しているためにカタカナ語に聞こえてしまうようなギョーカイヨーゴもいくつかありますね。パッと思いついた限り、並べてみます。なお、解説部分は私見であり、正しさを保証したものでありません。 マルゴー:マル合。大学院における研究指導教員もしくはその資格のこと。詳細は弊BLOG記事を参照。大学院設置時にはこの数値と嫌というほど付き合うことになる。 ゴー:合。大学院における研究指導補助教員もしくはその資格のこと。詳細は弊BLOG記事を参照。 ニューテー:入定。入学定員のこと。学部や学科あたり一年間に受け入れる数。この数値と入学者数との比率が入学定員充足率となる。通常、設置申請書や大学HPに掲載されているが、留学生は別枠とする場合など細かい部分の扱いはめんどくさい。国公私問わず、最近は入学定員通りの数を入学させよという国からの圧力が高まっ

    大学業界のギョーカイヨーゴ - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • 会議録は自分を再構成する。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    BLOGでは自分が参加した一部のセミナーやシンポジウムなどの会議録を掲載しています。最近ですと以下の記事ですね。 RIHE公開セミナー「大学における学習」に参加してきました。その1 日学術会議公開シンポジウム「人文・社会科学と大学のゆくえ」に参加してきました。 高等教育シンポジウム2015「今問いなおす、高等教育システム-職業教育と大学、求められる人材像-」に参加してきました。 会議録を作って公表していると、自分自身の中の知識が再構成されていくのを感じます。今回は会議録作成の効用についてお話しします。 会議やシンポジウムの記録は、当時の発言や考えを留め、後からその理解を呼び起こすのにとても役立ちます。会議録と言えばテープ起こしによる全文記録か箇条書きでの論点記録がパッと思い浮かびますが、あれって後から読み返す時にちょっと読みにくいんですよね。 文科省のホームページに掲載されている中教審

    会議録は自分を再構成する。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
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    otani0083 2015/08/31
  • 高等教育シンポジウム2015「今問いなおす、高等教育システム-職業教育と大学、求められる人材像-」に参加してきました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    高等教育シンポジウム2015「今問いなおす、高等教育システム-職業教育と大学、求められる人材像-」に参加してきました。一時期G型L型で世間を騒がした冨山さんの話が聞けるということでかなり楽しみにして行ったのですが、予想通り色々と考える観点をいただきました。 冨山さんが言いたいのは、G型L型に大学を分類という単純な話ではなく、大学教員は教育者として自律性があるのか、学生の人生に責任を持てるような教育活動ができているのかという話だったと理解しました。ただ、盛んに言われていたダブルスクールに関する統計が明らかではなく、どのようなデータがあるのか不明である点は気になりました。一般社団法人日私立大学連盟が2011年に刊行した学生生活白書2011では、 学外の講座・各種学校(ダブルスクール)に通う学生は7.8%で、前回から1.6ポイント減少した。受講率は前々回から減少傾向にある。(P13) とあり、

    高等教育シンポジウム2015「今問いなおす、高等教育システム-職業教育と大学、求められる人材像-」に参加してきました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • データ可視化サイトテンプレートを作りました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    大学業界ではIRがじわじわと浸透してきているところだろうと思います。例えば大阪大学では、「学びの実態調査」として、様々なデータを可視化して公表しています。当該ウェブサイトのソースを見ると、charts.jsというjavascriptライブラリを利用しているようですね。html5以降のhtmlにはcanvas要素が適応されるため、InternetExplore9.0以降のブラウザでのグラフ描写はjavascriptが随分使いやすくなったようです。D3.jsなどのグラフ描写ライブラリもたくさん公表されています。 弊BLOGでもIRについてはたびたび言及してきましたが、特定の部署が一手にデータ収集・分析するよりも、機関内で情報分析の風土を作ることが大切だと感じているところです。ということで、大学の情報を可視化して示せるようなウェブサイトのテンプレートを作成しましたので、ソースコードを公開します。

    データ可視化サイトテンプレートを作りました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
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    otani0083 2015/06/18
  • 人文社会科学系の再編騒ぎはどのような背景があるのか。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    いつぞやに引き続き、またしても人文社会科学系の改廃について話題になっているようです。件については、弊BLOGでも言及してきたところです。 「文学部はなぜ必要なのか?」不要論者の多い文学部について考える人々 - Togetterまとめ 教員養成・人文社会科学系学部・大学院への要請に思う 〜何が問われているのか〜 - 大学職員の書き散らかしBLOG いったいどうしてこんなことになっているのか、私が考えている全体像を以下に示します。なお、過度にデフォルメしており、あくまで私感であることに留意ください。 内容は概ね以前のBLOG記事と変わりません。ただ、これはここ数年の比較的短期スパンの流れを示すものであり、高等教育全体のデザインなど中長期な話に踏み込むものではありません。 やっぱりどうしても分からないのが、国立大学の分野再編検討の話がどうして人文社会科学系全般の話になるのかというところです。良

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  • 大学職員系イベントカレンダーを作りました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    SD活動の高まりもあり、全国各地で様々な大学職員に関するイベントが行われています。そのようなイベント情報は、京都大学高等教育研究開発推進センターが運営するASAGAO kyoto-u メーリングリストや大学行政管理学会等主催団体のwebページで把握することができます。ただ、私自身そのような情報を収集しながら思うのは、情報源や収集タイミングがバラバラであるため、結局いつどこでどのようなイベントが行われるのかわかりにくいということです。また、興味関心の変化もあるため、なるべく情報をキープしようと思っているのですが、うまく整理できていないとも実感しています。 ということで、自分用に大学職員系イベントカレンダーを作成しましたので、せっかくなのでURLをお知らせします。 http://freecalend.com/open/mem20794 あくまで情報整理のため使用することや更新継続性を考慮し、詳

  • 「教学マネジメントの改善と学修成果」シンポジウムに参加してきました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    『教学マネジメントの改善と学修成果』~学生支援型IRの可能性〜 大学間連携協働推進事業による教学マネジメントシステムに関するシンポジウムに参加してきました。当日は関西学院大学でグローバル大学創生支援シンポジウムが行われている中、目測で100名以上の参加者がいました。各大学の事例もそうですが、特にパネルディスカッションが時間を超過するほど白熱したものになっており、なかなか興味深く聞くことができました。義審議官の言葉からはこの先の展望も聞けましたので、それは良かったです。 一部分だけですが、私の印象に残った発言を以下に記載します。正確に発言を書き取った訳ではなく、内容は全て私の私見が加わっている可能性がある点に留意願います。なお、文中言及がある「ハイインパクトプラクティス」とは、「能動的学修法や教室外プログラムなどを構造化し、学生に強いインパクトを与えるように工夫された教育プログラムの総称」

    「教学マネジメントの改善と学修成果」シンポジウムに参加してきました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    otani0083
    otani0083 2014/11/24
  • IR・データ分析に思う 〜まず何をすれば良いのか〜 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    【調査研究】IRを活用してどのように教学改革を進めるか~汎用的能力への取り組みを例に│研究室トピックス│高等教育研究室トップ│研究所について│ベネッセ教育総合研究所 ここで重要なのは、大学のIR(Institutional Research)機能の確立である。同事業の自己評価項目にもあるが、IRを設置し、専任の担当を置いて教学改革のみならず様々な経営課題に関する情報収集と改善のPDCAを進めることが求められている。しかし、IR等を設置していても、教学改革に活かすことは難しい、といったことをよく耳にする。 ベネッセ教育総合研究所にIRに関する記事が出ていました。記事中にもあるとおり、私立大学等改革総合支援事業の申請に当たっては、各大学の教学支援等の状況申告が前提となっています。件については、弊BLOG記事でも言及したところです。 私立大学等改革総合支援事業に思う 〜改革状況のルーブリックに

    IR・データ分析に思う 〜まず何をすれば良いのか〜 - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • 大学図書館に思う 〜機能別分化は可能か〜 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    第15回 図書館総合展 図書館総合展とは、図書館を使う人、図書館で働く人、図書館に関わる仕事をしている人達が、“図書館の今後”について考え、「新たなパートナーシップ」を築いていく場です。当日会場では、図書館にまつわる様々なフォーラムやプレゼンテーション、多様な団体によるポスターセッション、そして企業による最新の技術や動向が伺えるブース出展など、様々な企画が行われます。 「図書館総合展」というイベントが開催されています。図書館に関する一大行事のようで、かなり規模大きく行われているようですね。twitterなどで参加者が積極的に情報発信している点は、こういう学術系イベントではなかなかないかなと思っています。 第15回 #図書館総合展 - Togetter さて今回は大学図書館について。 大学に図書館を置くことは「大学設置基準」で定められています。 (図書等の資料及び図書館) 第三十八条  大学

    大学図書館に思う 〜機能別分化は可能か〜 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    otani0083
    otani0083 2013/11/01