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ブックマーク / post-horn.hatenablog.com (4)

  • 読書メモ『歴史がおわるまえに』 - 雨後の

    歴史がおわるまえに 作者: 與那覇潤 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2019/09/14 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る もともと学部時代に歴史をやっていたこともあって 過去におきたこととその意味,というのを考え, それを現在の自分の拠って立つバックボーンにする という思考の立ち位置にずっといたと自分では思っている。 その一方で いわゆる教養的なもの, 様々な「テキスト」を底にした古典,哲学,公共的なものへの「共通理解」というものが存在し, それになるべく寄せていき,共通の基盤を築いていく ということがひとつの「理想像」であると思われるのに, なんでそういった人間は常に少数派なのか? なんで,タレント知事ばかり当選するのか?(ちょっと語弊があるけど) とーるちゃんみたいなのが大人気になるのか? 「あんた,出始めの頃はへたくそやったけど,だいぶしゃ

    読書メモ『歴史がおわるまえに』 - 雨後の
  • 3/4「海外と日本の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」参加記録 - 雨後の

    3/4は大図研近畿3グループの合同例会「海外と日の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」でした。 kokucheese.com 前半, 坂拓さん(京都地域グループ)から,ドイツのオープンデータポリシーについての報告。 ドイツでは1998年にすでに,研究過程で生じたデータの「保存」に関する推奨の文書がでており,2010年に,データの保存とオープン化に関するポリシーが出され,それをベースに各大学が自機関のポリシーを作成しつつあると。 また,DFGが助成研究についてのデータのオープン化のポリシーをだしているそうで,それを実現するための様々な取り組みが面白かった。中でも,データは特に分野によって種類も扱い(慣習)も大きく異なるため,分野ごとのガイドラインを作成中という点は興味深い。 花崎佳代子さん(兵庫地域グループ)から,イギリスでオープンアクセスを実現するためのフロ

    3/4「海外と日本の動向から見直す~オープンアクセス・オープンサイエンスと私の関係」参加記録 - 雨後の
  • 「大学図書館員長期研修」にきています - 雨後の

    所謂「長研」と呼ばれている大学図書館職員長期研修に来ています。全国から集まった大学図書館職員が2週間,筑波大学(旧図情大エリア)でみっちり学ぶことができる,という贅沢な研修です。今年の受講生は36人,北海道から鹿児島まで。 毎年のカリキュラムは「長期研修」のページで公開されていますが,大学図書館をめぐる様々な現状,課題,取組,マネジメントなどの最新の知見を得ることができ,グループワークや発表もやっちゃうよ!という盛沢山な内容。全面的に筑波大学附属図書館の方がお世話してくださっています。日々のケアも含め大感謝です。 このお話はあの人にも聴いてもらいたいなあとか,あの人がこの研修に来たらいいのにとか色々思いながら参加しております。昔は国立大学だけの研修でしたが,今は公私も含め,といいながらやっぱり圧倒的に国立大が多いので,もっと公私の枠が広がれば更に面白いようにも感じました*1。 講義の先生方

    「大学図書館員長期研修」にきています - 雨後の
  • 日常の業務量と,何を拾うか,など - 雨後の

    1年少し前まで,医学系の図書館でILL受付業務をする係にいました。 業界ではよく知られていますが,全国で最もILL複写受付件数の多い館です*1。 受付件数が多いと言っても,ピークはとうに過ぎてはいます。NACSIS-ILLの件数だけ見ても,この10年間,複写受付件数の最も多い館では毎年2000件強のペースで減り続けていることはわかります。複写受付件数上位機関のうち大半が医歯薬看護系であったとしても,文献の入手方法としてILLの優先順位は低くなっているとみて間違いはありません*2。 ただ,これらの統計から, 業務量は減っている とは一概に言えないのではないか,というのが3年間の経験のなんとなくの印象です。 可視化されない業務への対応 例えば,統計にあらわれる件数は年間を通じたもので,時期による件数の差はかなりあります。均せば1日あたりの件数は大したことはありません。 また例えば,受付件数の統

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