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ブックマーク / www.akihiro-ohta.com (2)

  • 大介護時代を生きる 樋口恵子著 中央法規

    「長生きを心から喜べる社会へ」と副題にある。 「人生100年社会」が来た。日は男性片働き、男性世帯主モデルに固執し続け(それが成功体験になってしまってきた)、それが税制をはじめとして型をつくってきたが、男女とも税金を払って国を支える雇用の国、福祉の国、男女平等の国に切り替えないと超高齢社会は乗り越えられない。「遠くの親戚より近くの他人に切り替える」「在宅死できるよう(グループホームのような特別住宅も含む)切り替える」「出産退職、M字型を男女平等、持続可能な社会に切り替える」「ケアを加えたワーク・ライフ・ケア・バランス社会に切り替える」「大介護時代は総力戦、全員参加で挑む」「老老親子世帯、老親と独身の子世帯、男性介護者の増加、高齢者虐待の加害者第1位は息子、団塊の世代に起こる同時多発介護、などの変化を直視する」――。 そうした現状を語りつつ、樋口さんは、希望の動きが各地域で生まれている。全

    大介護時代を生きる 樋口恵子著 中央法規
  • 強靭化の思想  藤井聡著  育鵬社

    「公共事業が日を救う」「救国のレジリエンス」などの著書でも知られる、現在、内閣官房参与(防災・減災ニューディール政策担当)を務める気鋭の藤井さん。書は国土強靭化、公共事業を当然書いているが、そうした現状分析や技術的データを駆使するでは全くない。表題にあるように「思想」であり哲学。文明論であり政治哲学のであり、心理学にも論は及ぶ。副題に「強い国日を目指して」とあり、国土強靭化のなかに貫かれているのは、日強靭化であり、日人強靭化だ。 時々挿話される「映画ガイド」がとてもいい。終章の「世界一タフたろうとする決意」にある村上春樹論もいい。「一身独立して一国独立す」も、まちづくりが「民俗の力」にまで及んでいい。 「諦め物語」を「希望の物語」へ。デフレは日人の精神をも蝕み、「諦め」と「しょうがない」症候群を生んでいると思う。来の「諦め」は東洋思想の「明らかに観る」という如実知見、諸法

    強靭化の思想  藤井聡著  育鵬社
    otauwohikki
    otauwohikki 2013/07/13
    卑俗な「ニヒリズム」と「ポピュリズム」を越える時、はじめて21世紀の日本が動くはずだ     /
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