私たち日本人は実に多くの種類の文字に囲まれて暮らしています。ひらがな・カタカナ・漢字はもちろん、ローマ字やアラビア文字まで実に様々です。…アラビア文字!?とちょっと考えてしまった人もいるかもしれませんが、アラビア文字というのは「1・2・3…」といった普段私たちが使っている数字のことです。 アラビア数字は江戸時代に入ってきた文字で、明治時代に学校教育制度が整えられてから本格的に使われ始めました。では、アラビア数字を使うまで、どのようにして数字を書いていたのでしょうか…?言わずと知れた漢数字ですよね。でも、漢数字とひとえに言っても意外と奥が深いのです。今回は漢数字のあれこれについてご紹介したいと思います。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記