Janet Herliheyは昨年、11歳の息子が注意力欠如障害(Attention Deficit Disorder:ADD)と診断された際、それまで考えも及ばなかった治療法を受け入れる気になった。その治療法とは、子どもをビデオゲームで遊ばせることである。 Herliheyが、ADDの治療法として医薬品の代わりにビデオゲームを選んだ理由は、それがNASAの技術だったからだ。この技術は、SonyのPlayStation 2(PS2)用ゲームソフト「Ratchet & Clank」など、子供への悪影響が少ない市販のゲームで遊んでいる間に、子供が集中し、リラックスできるよう子供の脳を「調整」するのに役立つ。 「SMART BrainGames」と呼ばれるこのシステムは、基本的に、ヘルメット内のセンサーを使って、ゲームで遊んでいるHerliheyの息子の脳波を測定する。そして、PS2に接続された
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