大家になると、様々なトラブルに見舞われたり、目の前に障害が立ちふさがることは当然のことです。それを乗り越えることで、一人前の物件オーナーの仕事が勤まるわけですね。 そのとき、しっかりと入居審査をしておかないと、大きなしっぺ返しがあるというお話があるんです。 【入居後のクレームどこまで対応すべき!?】 今回は、僕が見舞われてしまった所有している物件の水漏れと火災の顛末について、お話していきたいと思います。 ■早朝7時に入居者から電話が入る あれは、平日の朝7時。当時、会社員と兼業しながら大家業をこなしていた僕の元に、一本の電話が入りました。初めは気がつかずに、次は管理してくれている不動産会社の社長からの入電。なんだ、何があったんだということで、電話を受けると、大変な事態になっていることを伝える電話でした。 「オーナー、マンションの最上階から大量の水漏れです。すべての入居者さんの部屋に水が染み