![Amazon.co.jp: ダブル・エンゲージ 偽りの姫は騎士と踊る (一迅社文庫アイリス): 渡海奈穂 (著), 石川沙絵 (イラスト): 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a0aaa4eb31f3b4a10f641b561f9a6177ff1fb003/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F6155LXZnXiL._SL500_.jpg)
MILK(上)-ゲイの「市長」と呼ばれた男、ハーヴェイ・ミルクとその時代 (祥伝社文庫) 藤井 留美 祥伝社 2009-04-14 売り上げランキング : 135581 Amazonで詳しく見る by G-Tools MILK(下)-ゲイの「市長」と呼ばれた男、ハーヴェイ・ミルクとその時代 (祥伝社文庫) 藤井 留美 祥伝社 2009-04-14 売り上げランキング : 129213 Amazonで詳しく見る by G-Tools 学ぶこと多し。ゲイ・レズビアン必読の良書 アカデミー賞作品『MILK』で話題となったゲイの政治家ハーヴェイ・ミルクの伝記です。これは良書。少なくともセクマイなら読んで損なし。単なる偉人伝ではなく、ミルクの生きた時代のゲイをとりまく状況が克明に描かれていて、しかも現代にも通じる部分が多いんです。あたし自身に関して言うと、自分もまた同性愛者でありながら、しかも自サイ
「家族」をテーマにした一般向けの書籍にも目を通してみる。 香山リカ著『親子という病』、2008年9月初版。この著者の本は初見。ところどころ才気を感じるが、全体としては厳しい出来栄えといわざるをえない。情報と思考の断片がパッチワークのように継ぎ合わされている感が強く、また親子をめぐる事件についてのマスコミで流れるきわめて断片的な情報から精神病理を再構成して、著者の主張の裏づけとしてしまう論理展開の強引さが目につき、読んでいてひやひやしてしまう。他の本もこんな出来栄えなのだろうか。 沢山の本を出版されているのだから、きっと才能の豊かな方なのだと思うが、もし他の著作もこうした出来栄えであるとすれば、その才能が本当に豊かな仕事を生み出すことに用いられるのでなく、出版の自転車操業をまわすエネルギーとして放散されているのではないだろうか。もちろん、情報を着想で糊付けし一冊の本として構成して商品として流
三橋順子氏の近刊、『女装と日本人』を読んだ。 女装と日本人 (講談社現代新書) 作者: 三橋順子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/19メディア: 新書購入: 8人 クリック: 182回この商品を含むブログ (55件) を見る 日本のトランスジェンダー、同性愛者、両性愛者、インターセックス(半陰陽)など性的少数者についての主な(というか、僕のように勉強熱心でない人間が手に取るほど有名な、というていどの意味だが)本は、たいてい現在を論じている。過去の歴史についての関心は、どちらかというと薄い。たとえば「日本の同性愛の歴史」に興味を持つ人(同性愛者・異性愛者問わず)は、中世の稚児や近世の衆道といった事例をあれこれよく知っていて(こういうことについては文献も少なくない、しかし、「男性」同性愛文化ばかりだが)、「日本は歴史的に同性愛が盛んだった」といったことを言うかもしれない。だが
2001年*1、2002年*2、2007年*3、2008年*4の対談を収録した本。 一晩で一気に読んで、地味に感動してしまった。 深夜に読んだので、そういう感情回路がブーストされていたせいかもしれないが。 第三章だけは、僕は初出の方でも読んでいて、これに関しては、当時と同様になかなかフラストレーションの溜まる対談なのだけど(そういう風に仕上がったということは、それなりに大事なことだと思うが)、全体を通して、面白いものになっている。 僕は後輩に対して、対談本なんて東か大塚のファン以外読まなくていいよ、と嘯いたのだけど、そしてそれは結構その通りだと思うのだけど、 そして一方で、ファンというか、それなりに東や大塚を読んできた人間が読むと、またいつもと同じこと言ってるよ、ということになるのだけど、 しかし、それでもこの対談本はすごく面白いものになっている。 東浩紀の『動物化するポストモダン』と『ゲ
元記事では数字の羅列のみで、何となく「ああ、減っているな」という程度の感想だったが、このようにグラフ化してみると改めて「本屋って減っているのね」という実感がわいてくる。思い返してみれば確かに自宅の近所(自転車で通常走り回っている範囲)でもここ数年間で2軒、正確には中規模のが1軒と家族で経営しているような小さな本屋が1軒、姿を消していた。 特に後者のグラフでは、データ範囲内ではすべての年において「開店数<<閉店数」なため、「書店の増減数」ではなく「書店の減少数」と銘打たねばならないのが物悲しい。 別のデータによるとバブル経済が崩壊した直後の1992年には書店は全国で2万2500店ほどあったという。それが今データの最古年2001年には2万1000店ほどにまで減り、今や1万6000店を多少上回る程度(2月時点のデータなので、あるいはすでに1万5000店台に突入しているかもしれない)。15年間で約
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く