―ウィリアム・A・マッカロー William A. McCullough (挿画)。『Nymphs, Nixies and Naiads』(1895年)[1] コボルトまたはコーボルト(ドイツ語: kobold; 異綴り: kobolt, kobold, kobolde[2])は、ドイツの民間伝承の家神(英語版)か家の精(ドイツ語版)〔ハウスガイスト〕の総称。 「小帽子」(ヒュートヒェン、グリム『ドイツ伝説集』(第74話))などが含まれる。目に見えなかったり、小さな人間や子供、他の動物、火柱のような形態などで現れるとされる。最初、騒音をだし、つぎに言葉をかけ始めるとこから始まる展開もある。厨房の整理や家畜の世話などを行ってくれるが、牛乳などをお供えする決まりがあり、機嫌を損ねたり敵対すると報復し、例によっては殺人にもおよぶ。 他にもコボルトの亜種にヒンツェルマン、ヒメッケン(Chimmek
身近な金属ニッケル。その名は伝説上の悪魔に因みます。一方、日本で知られたニッケル鉱山に近い京都府北部の大江山は、鬼退治伝説の地でもあります。それぞれどんな歴史があるのでしょうか。 悪魔が役立たずにした石 古くからドイツでは、ある鉱石がガラスを緑に着色するのに用いられました。その鉱石は銅鉱石に似ていて、硝酸に溶かすと銅に似た緑色の溶液ができましたが、そこから銅は得られませんでした。 ドイツの鉱夫たちは、これは伝説上のいたずら好きな妖精ニコラウス(Nicolaus)の仕業で、困り者の妖精が銅鉱石を役に立たなくしているとして、この鉱石をKupfernickelクプファーニッケル(偽の銅)と呼びました。ドイツ語のNickelには「強情な子」の意味もあり、英語でold nickはずばり「悪魔」のことです。 「偽の銅」はニッケルとヒ素を含む紅砒こうひニッケル鉱(主成分はNiAs)でした。この鉱石は、酸
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