はじめに ESP32 は間欠動作させるのであれば,平均消費電流を 1mA 以下に抑えることが可能です.そこで,太陽電池での駆動にチャレンジすることにしました. 蓄電池の候補としてはいくつかありますが,今回は下記の観点で電気二重層コンデンサを使うことにしました. サイズが小さい 炎天下での長期使用でも安全 鉛蓄電池だと容量は大きいもののサイズも大きくなって,小型である ESP32 のメリットが活かせません.一方.リチウム電池だと,サイズは小さいものの,炎天下での長期使用に不安が残ります. その点,電気二重層コンデンサは ESP32 を1~2日駆動する容量があり,しかも 85℃ まで使えるので,太陽電池と組み合わせるのにぴったりです. 必要な部品 必要な部品はこんな感じ. 秋月電子 で入手するもの 携帯機器用ソーラーモジュール(太陽電池・ソーラーセル) 300mW 薄型の太陽電池です.コンパク
pチャネルMOS-FETを用い(Q1,Q2)、レベル変換用トランジスタ(Q3,Q4)を介して制御します。
製造業界における品質管理は、常に進化し続ける分野です。しかし、多くの工場では現在、品質問題に対する対処療法的なアプローチが主流となっています。これは、発生した問題に対してのみ反応し、根本的な原因の特定 ...
スポット溶接は、溶接したい2片の金属の上下から電極をあて、適度な圧力を加えながら、大電流を流し発生した熱で金属を溶かして接合します。 また、上下から電極を当てられないバッテリーへのタブ溶接などの場合は、左の等価回路で示したように、タブ板とバッテリー間のR3による発熱で溶接させます。溶接品質は、溶接電流・通電時間・押下圧力・材質等の影響を受けます。溶接電流は、溶接する部材の材質や表面の状態や電極押下圧力により変化します。スポット溶接により得られる接着部分を、ナゲットと呼びますが、良質なナゲットを得るためには、これらの要素をコントロールする必要があります。また、電極自身が溶着しないためには、電極の材質と放熱も重要です。同じ材質・条件下で大量・高速の溶接を行う特定用途向け溶接機が、これらを最適値に設定していくのに対して、パーソナル用は様々な素材形状と材質を相手にすることになります。でも、それほど
組み込みシステム制約とそれに対するアプローチ ―― 模型ロケットに観測システムを組み込んだ「Hamana-5」プロジェクトに学ぶ 松本 哲明 ●電源が安定しない 「TMR」は,当初,コイン型リチウム乾電池CR2032からDC/DCコンバータを使用して,5Vを生成するようにしていました.しかし,安定して5Vを得ることができず,9Vの乾電池に変更し,3端子レギュレータで5Vを生成するように変更しました. では,なぜ安定して電力を得ることができなかったのでしょうか? DC/DCコンバータで安定して電力を得られなかった原因は解明されていませんが,おそらく,ペイロードが必要とする電力と,CR2032が供給可能な電力が関係していると思われます. ペイロードが必要とする電力は,CPUだけで最大500mWであり注1,電源電圧5Vで100mAが必要です(P=VI).実際にはこの半分程度と考えても「250mW
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