アルゴリズムの違いによる商(赤線)と余り(緑線)のグラフ 剰余演算(じょうよえんざん)は、ある数値(被除数、英: dividend)を別の数値(除数、英: divisor)で除算し、余り(剰余、英: remainder)を取得する演算である[1][2]。モジュロ演算(英: modulo operation / modulus operation)とも呼ばれる[3]。 英語のmoduloは「剰余の」という意味を持つ形容詞のほか、「〜を法として」という意味を持つ副詞・前置詞でもあり、「modulo N」は「Nを法として」という意味になる[4]。ここで「法」とはdivisorすなわち除数を意味する。 moduloという単語はカール・フリードリヒ・ガウスが1801年に合同算術の説明で初めて使用したが、その後、さまざまな意味で用いられるようになった。 2つの正の整数である、被除数 a および 除数