設計編 II:受光素子側の設計 基礎編 用語解説 設計編 発光素子 受光素子:フォトトランジスタ 受光素子:フォトIC 使用上の注意 フォト・マイクロセンサ (フォトインタラプタ)をご使用いただくうえで具体的にどう設計するかを説明します。 受光素子側の設計は、フォトトランジスタとフォト・ICのおおきく2種類に分類されます。 フォトトランジスタの場合 受光素子の特性 受光素子として重要な特性は、光が入らないときと光が入るときにどのようになるかということです。 図7は、LEDに所定の順電流 IFを流したとき、フォトトランジスタにどのような電流が流れるかを測定する回路の例です。ここでは、理想的環境条件として周囲が暗黒 (0lx) であるものとして説明します。 最初に順電流 IFが流れない (=入光しない) 状態では、l電流計の表示は数nA (nA=10-9A) となります。これはフォトトランジス