車に踏まれても潰れないという、異常なまでの強度を持った昆虫「コブゴミムシダマシ」の秘密が、カリフォルニア大学と東京農工大学の合同研究チームにより明らかになりました。 コブゴミムシダマシ(Phloeodes diabolicus)はおもに北米・西海岸のナラの木に生息する体長約3cmの小さな昆虫です。 Youtube channel”Learning from Nature” 『Compression Resistant Ironclad Beetle』より この昆虫は飛ぶことはできませんが、かわりに翅(はね)が変化して硬くなった鞘翅(しょうし)を有しており、最大で体重の約3万9,000倍、実に149ニュートンもの力にも耐えることができます。これは、近縁種の昆虫の2倍以上に相当します。 コブゴミムシダマシのこの特殊な外骨格はあらゆる捕食者の押しつぶす攻撃やかみ砕く攻撃に耐え、なんと車に踏まれて