DIYでサンポールメッキ(錫)をする場合、電圧は極力低く時間をかけてメッキすると良いと言われるが、私なりに色々と試行錯誤した結果、電圧よりも電流を押さえた方が上手くメッキされることがわかった。 1.5V 1A より 5V 1A の方がメッキの乗りが良かった。 また、メッキをかけている最中にマイナス側(被メッキ物)表面にスラッジ状のものが付着するが、1度水に浸けて歯ブラシ等でスラッジを綺麗に落としてから電解液に再度浸してメッキを継続することによって更に反応することがわかった。 これを何度か繰り返すことにより、メッキの膜厚が厚くなり、メッキが剥がれにくくなった。 なお、参考であるが、錫99%のハンダと錫60%のハンダではメッキの状態にかなりの違いがでた。 錫99%でやった方が仕上がりが綺麗である。 また、メッキ後に脱酸し焼き入れ処理をすることによってメッキ事態の強度も多少上がったと思われる。