Amazonが自社のサービスを存分に楽しんでもらうため、Androidをベースに最適化した独自のタブレット、それが「Kindle Fire」シリーズだ。 2012年12月に7型モデルの下位機「Kindle Fire」と上位機「Kindle Fire HD」が国内で発売されたのに続き、2013年3月12日には画面サイズがひとまわり大きな最上位機「Kindle Fire HD 8.9」がようやく出荷開始となった。米国での販売開始から約4カ月遅れての日本上陸だ。 このKindle Fire HD 8.9は、画素密度が約254ppiと高い8.9型ワイドの高解像度ディスプレイに、高音質をうたうステレオスピーカーを内蔵するなど、単純に汎用(はんよう)のタブレットとして見ても、魅力的な仕様となっている。 Kindle Fireシリーズの特徴である高いコストパフォーマンスは健在で、フルHDオーバーの高解像