外国人観光客でにぎわう都心で、観光バスの路上駐車が問題になっている。中国人観光客による「爆買い」で潤う銀座では、目抜き通りにずらりと並ぶ光景が日常になってきた。警察や役所には苦情が寄せられているが、対策は見えていない。 免税店や高級ブランド店が並ぶ、東京・銀座の中央通り。先月中旬の夕方、駐車禁止区域にもかかわらず約500メートルに11台の観光バスが連なった。歩道には化粧品の紙袋や電化製品の段ボールで両手がふさがった中国人客たち。多くのバスは、外国人観光客が乗り込むのを待ち続けていた。 「近くに駐車場はほとんどないし、乗降場所もないから仕方ない」。中国人ツアー客を迎えに来たという運転手の一人はそう話した。警察から注意されることもあるが、周辺をぐるりと回って元の位置に戻る。予定時刻通りに戻ってこない客が多いことも、駐車が長引く理由の一つだという。「集合時刻から30分遅れは当たり前」と運転手はぼ
![路駐の爆買いバス、銀座にあふれる 客の「遅刻」も一因:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a2059641aa7e1261a224af319cf17e244817f210/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20151210000911_comm.jpg)