広々とした会場には白机の上にマイクが置かれている(撮影・横山健太)吉本興業の岡本昭彦社長(52)が所属タレントの闇営業問題に端を発する一連の騒動について謝罪した会見は、午後2時から同7時半まで、5時間半に及んだ。要領を得ないやりとりが多く、取材陣も戸惑い、ざわつき、ぐったりの5時間半だった。 序盤、雨上がり決死隊宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号田村亮らとの会談で言ったという「テープ回してないだろうな」という発言について。「発言の意味」というシンプルな質問に対し、飛び飛びの状況説明を延々と続け、取材陣もきょとん。質問したリポーターが何度か話を本線に戻した末、ようやく答えたのが「和ませようと冗談で」という答えだった。 その後も、質問に対する答えがなかなか帰ってこないグダグダな展開に、取材陣も「簡潔にお答えいただきたいのですが」の前置きが必須に。午後5時すぎに10分間の休憩をはさんだ際には、「言