最初のコード進行はすんなり聴けたはずですが、2つ目のサンプルの最後の和音は「おや?」と思ったはず。 良い意味でも悪い意味でも「違和感」があったことでしょう。 実は最初のコード進行はダイアトニック・コードを使ったもので、2つ目はダイアトニック以外、言い換えれば「ドレミファソラシ」以外の音の入ったコードだったのです。 もちろんこのコード進行も「アリ」なのですが、コードの事を理解するにはまずダイアトニッックだけを使ったコードから学んでいくのが得策です。 基礎からじっくり取り組みましょう。 ※ダイアトニック・コードに関しては第4回の項を参照して下さい。 譜例8a1 ダイアトニックだけを使った例です。 構成音はドレミファソラシドのみ。 これはドレミファソラシド以外の音を使っていると言う部分が大きく関与しています。 ダイアトニックコードはしばしば「ダイアトニックの何番目のコードか?」という概念で考えま