タグ

ブックマーク / edn.itmedia.co.jp (3)

  • DSPはFPGAで作れる?

    今回は、DSPとFPGAを比較してみたいと思います。この比較は、言いかえれば、“デジタル信号処理にはソフトウェア処理とハードウェア処理のどちらが向いているか”ということになります。 DSPとFPGAの比較は、いい換えればデジタル信号処理にはソフトウェア処理とハードウェア処理のどちらが向いているかということになるでしょう。つまり所望の機能をソフトウェアで実現するか、専用の回路(ハードウェア)を設計するかということです。 しかし、DSPとFPGAのどちらがデジタル信号処理に適しているのかを公平に比較するのは簡単ではありません。大きな理由の1つは、DSPとFPGAにはどちらも幅広いレンジの製品群があり、次々と性能が向上した新製品が発表されているために、公正に比較対象を選ぶことが困難だからです。 (1)FPGAでDSPを作れるか? (2)DSPでFPGAと同じデジタル信号処理をできるか? 上記の(

  • FPGA生き残りの策

    ちょうど、ドットコムバブルの時代にネットワーク機器への搭載が盛んになったFPGA。だが、このバブルがはじけ、40Gbps、100Gbpsといった高速のイーサーネット規格などが登場するに連れ、設計者らがFPGAに求める役割は変わってきた。FPGAベンダーやSoCベンダー、そして機器設計者らは、ネットワーク分野におけるFPGAの立ち位置をどのように考えているのだろうか。 原点はドットコムバブル FPGAとネットワーク機器業界の間には、ドットコムバブルの時代から長く続く、密接な関係がある。好景気に沸いていた当時、ネットワーク機器(ハードウエア)のベンダーは、市場に新しい製品を迅速に投入しなければならないという多大な重圧を抱えていた。比較的低速なトランシーバとケーブル配線が原因で、ネットワークコアの外側のワイヤースピードが抑えられている中、ベンダーの間では、他社よりも先に新たな機能を開発しようと、

    FPGA生き残りの策
  • 第31回 「ARM搭載 FPGA によって格段に広がる SoC 開発の選択肢」(後編)

    システム設計者が、SoCに搭載するプロセッサに関する要求事項として、「高性能」と「ソフトウエア資産の再利用」という大きな流れがある。こうしたSoC設計の要求に対して、アルテラは2つのアプローチを取っている。高性能の方向性に対しては、ARM社の「Cortex-A9MPCore」プロセッサをハードコア・プロセッサとして搭載したFPGAを用意していく予定である。 ソフトウエア資産の再利用に対しては、主なOSに対応したソフトコア・プロセッサをサポートすることにしている。現在、自社開発のソフトコア・プロセッサ「Nios II 」ではμITRONやμCLinuxなどのOSに対応しているが、組み込み市場には様々な組み込みシステムで標準的に採用されているWindriver社の「VxWorks」や組み込み用のLinux系の各種OSのニーズが多い。しかし、新たにそれらのOSをNios IIに移植するのでは時間

    第31回 「ARM搭載 FPGA によって格段に広がる SoC 開発の選択肢」(後編)
  • 1