退職代行サービス「モームリ」を手掛けるアルバトロスは8月7日、サービス利用者1万5934人の属性データなどを公開した。「退職代行業者でしか知りえない、労働者と企業の方の生の声を反映したデータを公開することにより、労働環境の見直しや離職率の低下、雇用の安定化に役立つのではないか」として公開に至ったという。 職種別の利用者数など、IT業界でどれだけモームリが使われているか示すデータも公開。正社員・契約社員では、利用者全体の6.2%(777人)が「IT関連」の企業を退職するために使っており、「製造業」や「医療関連」に続き7番目に多かった。最も多いのは「サービス業」。利用者全体の12.5%(1564人)がサービス業の企業を退職するために使っていた。