日々の政治活動をブログで報告し、メディアが飛びつきそうな話題を提供する。そうした政治活動は有権者のためになっているのか。本質的な問題から目をそらすことにはならないか。東京都議会の川松真一朗議員(自民党)が、政治家のあり方を問う――。 2017年3月11日、豊洲市場に関する東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)で、「土壌Xday」と書かれたパネルを持って質問する音喜多駿委員(都民ファーストの会、当時)(写真=時事通信フォト) すべてブログに書けば、政策実現は遠のくだけ 昨秋のことでした。民間放送連盟の報道研修会に、音喜多駿都議と私が講師として招かれました。研修会のテーマは、小池百合子東京都知事が当選した都知事選から昨年の都議会議員選挙、衆議院総選挙までの流れをどう見るか、というものでした。 この場において、ある記者が音喜多都議に対し「日々ブログを書かれ発信されていることは素晴らしい。私たち
![日本を滅ぼす"ブロガー議員"に伝えたい事 議会質問は根拠薄弱な臆測ばかり](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fa0b5aa89e14549f00ca58f28dd6f9be56e63818/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F7%2F1200wm%2Fimg_1783599a7eb1d438197d69166374f10c73287.jpg)