Camel in Action 読書会 「Camel in Action 読書会」毎月実施 Red Hat株式会社 東京オフィス 3F ご参加はこちらから : https://jcug-oss.connpass.com/ 「なぜ今Apache Camelを学ぶ必要があるのか？」 継続的に参加される方は、Camel In Actionの購入が必要になります。 Camel in Action, Second Edition Camel in Action, Second Edition (著 Claus Ibsen氏, Jonathan Anstey氏) 読書会 ご参加はこちらから : https://jcug-oss.connpass.com/ フォーラム Japan Camel User Group のフォーラムはこちら 購読するにはこちらから : https://groups.googl

はじめに Apache Camelの開発者であるClaus Ibsen氏は、Camelのことを「ツールボックス」と表現している。Camelは、プログラマの能力を一段と引き上げる洗練されたツールで、すべてのJavaプログラマが学ぶ価値のあるものだ。 いままでCamelは、大規模なシステムのメッセージングを前提としたシステム間統合のためのミドルウェアと思われがちだった。こうしたこともあってか、どうやら日本での導入はいくつかの例外を除いて一部の大企業が中心のようだ。一方、海外ではより広範囲への導入が確実に進んでいる。実はCamelはどのようなアプリケーションでも利用できる、とても汎用的で拡張可能なライブラリでもあるのだ。 Camelが提供する主な機能は、アダプタ、データ変換、ルーティング、エラーや障害時のハンドリングといったものだ。そして、これらは実際のコーディングの多くをしめ、複雑化しやすい部

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はじめに JBoss Fuseの魅力と使い方を紹介する本連載の締めくくりとして、前回と今回の2回にわたって、エンタープライズ統合パターン（Enterprise Integration Patterns：EIP）を紹介しています。EIPはJBoss Fuseの基盤をなすシステム間統合のデザインパターンです。そのためEIPを理解し、活用できるようになることは、JBoss Fuseを使いこなし、システム間統合のソリューションを効果的に構築する上で非常に重要です。 前回は、EIPの全体像とパターンの一覧を紹介しました。今回は、実際にJBoss Fuse上でEIPを使ってみます。この記事では、Camelで最も頻繁に使われるルーティングのパターンから、代表的な以下の4パターンを取り上げます。 Content-Based Routerパターン Recipient Listパターン Aggregatorパ

はじめに これまでの記事では、JBoss Fuseの基本的な使い方や設定方法を紹介してきました。しかし、いざJBoss Fuseを使って本格的なシステム間統合ソリューションを設計・実装しようとなると、現実のシステム間統合のシナリオで求められる、より実践的な設計ノウハウが必要となります。こうした実践的なノウハウ集、つまりシステム間統合のデザインパターンを知り、必要に応じてそれらを適用できるようにしておくことが、JBoss Fuseの導入を成功させる上で非常に重要です。 例えば、以下のようなシステム間統合の設計課題を考えてみてください。 リクエスト／リプライ型の非同期メッセージングを行いたいときに、どのようにリクエストとリプライのメッセージをひも付ければいいか 非同期メッセージの処理中に発生しうるエラーに対して、どのような例外処理を設計すればいいか 1つのメッセージでは送りきれないような大きな

Some time ago we launched a rather expansive JBoss Travel Agency demo project to show some of the more interesting feature of JBoss BPM Suite. We provided a collection of videos that not only show you how to install it, what the various rule and process artifacts are in the project, but we also walk you through the various paths you can take during actual use of the JBoss Travel Agency process. Th

Microservices follow the divide-and-conquer methodology for technology and teams to create a software that is easier to develop, understand and maintain. The overall quality of the software is much higher because of the CI/CD practices that are an imperative part of using such an architecture. A new paper is released by the Red Hat Reference Architecture Team titled “Microservice Architecture: Bui

ESBの普及とその問題点 企業システムを疎結合につなぐミドルウェアとして、Enterprise Service Bus（以下、ESB）が利用されるようになってから長い年月が経ちました。 筆者が記憶する限りでは、ESBは『Enterprise Service Bus: Theory in Practice』（David Chappell著）が2004年に発売されたのをきっかけとして、その後のSOA（サービス指向アーキテクチャー）ブームにのって急速に普及しました。おそらく本記事を読まれている方々の中にも、過去にESB導入を経験された方が数多くいらっしゃるものと予想しております。 しかしながら、このスピードの速いソフトウェアの世界において、長年使われているESBには大きな問題点があります。それは、いまだにESB自体の標準が決まっていないということです。例えばJava EE アプリケーションサーバ

It was last winter when I was offered to author a book on the Web Services stack provided by JBossWS / Apache CXF in WildFly. I eventually took up the challenge and invested part my spare time on writing the book. To be honest, what really inspired me was the chance of finally being able to write down from scratch how I believe a user should approach the Web Services world and move on from the the