インターンシップとして集めた大学生にアルバイト業務をさせ、きちんと賃金を支払っていなかったとして石巻市の農業法人が労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかりました。 この問題で学生たちが14日、仙台市で会見を開き被害の実態を訴えました。 記者会見したのは仙台市内の大学に通う女子学生2人です。 2人は商品開発ができると誘われてことし3月から石巻市の農業法人でインターンシップに参加しましたが、実際にはショッピングセンターで1人でケーキの販売などをさせられたということです。 また、6月以降はアルバイトの契約に変更されたものの賃金の多くはいまも支払われていないということです。 2人は会見で「商品開発ができないと言われ、おかしいと思った。 イベントの売り子や商品サイトの作成を1人でさせられるなど実際はアルバイトだったが、立場が弱いのでなかなか言い出せなかった」と訴えました。 これについて労働