ブックマーク / blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance (29)

  • 中国の核戦力概観 2024 : 海国防衛ジャーナル

    『原子力科学者会報(Bulletin of the Atomic Scientists)』から、中国の核戦力に関する報告書が発表されました。各所の報告書がまとめられています。普段なかなかアップデートできない数字の推移やハイライトを確認できる大変有用な資料です。前回の2023年3月の『中国の核戦力の概観 2023』と比較しながら個人的に気になった個所をメモ代わりに更新。 Hans M. Kristensen, Matt Korda, Eliana Johns, Mackenzie Knight, Chinese nuclear weapons, 2024, Federation of Atomic Scientists (FAS), Bulletin of the Atomic Scientists, January 15, 2024, [2024/1/19 Accessed].◇ ◇ ◇

    中国の核戦力概観 2024 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2024/01/21
  • 知っておきたいトマホークについて7つのこと : 海国防衛ジャーナル

    話題の「トマホーク」について。 導入反対派からは、「型落ちで遅い」と侮られる一方で、「飽和攻撃に使うから敵が危険」という懸念も抱かれる不思議兵器と化したトマホーク。もとより政治的なポジションで様々な主張があることは当然ですが、ここで我が国が導入するトマホークについてちょっとだけまとめておこうと思います。 トマホーク導入の目的なぜ今スタンド・オフ兵器が必要なのか型落ちトマホーク?亜音速で遅い飽和攻撃専守防衛との関係トマホークを超えるスタンド・オフ兵器 1. トマホーク導入の目的我が国は、スタンド・オフ防衛能力[1]を構築中で、トマホーク巡航ミサイルもこのスタンド・オフ兵器のひとつとして米国から調達します。 トマホーク取得にあたり、防衛装備庁が次のように言及しています。 島嶼部を含む我が国に侵攻する上陸部隊等に対処するために導入します。国産のスタンド・オフ・ミサイルを所要量整備するためには一定

    知っておきたいトマホークについて7つのこと : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2023/03/04
  • 北朝鮮が3発の弾道ミサイル発射実験 : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮は、日5時59分頃、北朝鮮西岸付近から、1発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました。詳細については現在分析中ですが、最高高度約550km程度で、約300km程度飛翔し、落下したのは、北朝鮮東岸の日海であり、我が国の排他的経済水域(EEZ)外と推定されます。また、北朝鮮は、日6時42分頃、北朝鮮西岸付近から、1発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました。詳細については現在分析中ですが、最高高度約50km程度で、約750km程度を変則軌道で飛翔し、落下したのは、北朝鮮東側の日海であり、我が国の排他的経済水域(EEZ)外と推定されます。以上の弾道ミサイル2発以外に、ミサイルを発射した可能性があり、関連する情報を収集し、分析しているところです。 (防衛省HPより) 韓国合同参謀部の発表では、1発目はICBMの可能性があり、最高到達高度は約560kmで水平移動距離約360k

    北朝鮮が3発の弾道ミサイル発射実験 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2022/05/26
  • 北朝鮮が新型ICBM「火星17」を発射 : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮が24日に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射しました。メモ代わりの更新。 (朝鮮労働党新聞より。) Striking Demonstration of Great Military Muscle of Juche Korea: Successful Test-Launch of New-Type ICBM: Respected Comrade Kim Jong Un Guides Test Launch of ICBM Hwasongpho-17 朝鮮労働党新聞によると、新型ICBMは「火星17」であるとのこと。平壌国際空港あたりから発射され、最高高度6248.5km、4052秒飛翔し、水平距離にして1090km移動したと発表されています。 (防衛省HPより。) 防衛省は、「北海道の渡島(おしま)半島の西方約150kmの日海の排他的経済水域(EEZ)内)に落下したもの」と発

    北朝鮮が新型ICBM「火星17」を発射 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2022/03/28
  • 北朝鮮:グアム・キラー「火星12」の発射実験 : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮は、30日午前7時52分頃、舞坪里付近に展開した移動式起立発射機(TEL)から1発を発射しました。飛翔体の水平移動距離は約800km、高度約2,000km、飛翔時間は約30分だったとのこと。 (舞坪里を中心に半径800kmの範囲。) なお、火星12の発射実験は、2017年9月14日以来、4回目となります。 1回目:2017/5/14 水平移動距離787km、高度2,111km、飛翔時間30分。2回目:2017/8/28 水平移動距離2,700km、高度550km、飛翔時間14分。3回目:2017/9/14 水平移動距離3,700km、高度770km、飛翔時間19分。(Missile Threat, Hwasong-12 (KN-17).) 2017/5/14の発射と同じく、ロフテッド軌道での発射のようです。ロフテッド軌道発射とは、「角度をつけて高く打ち上げ近くに落とす」軌道をたどる発

    北朝鮮:グアム・キラー「火星12」の発射実験 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2022/02/01
  • 極超音速機動ミサイルはどのくらい機動するのか : 海国防衛ジャーナル

    (左リフティングボディ、中ウェイブライダー、右二円錐) 最近取り沙汰されることの多い“極超音速”兵器には、様々な種類があります。なお、極超音速兵器自体はとりたてて目新しい技術ではなく、すでに世界中で実戦配備されている弾道ミサイルは、九分九厘“極超音速”です。 極超音速兵器の中でも、極超音速滑空ミサイルは、再突入体(Re-entry Vehicle: RV)にリフティングボディやウェイブライダー形状を採用し、大気圏突入後にスネーク、スクリュー、スキップ、ランダム機動をとることが可能で、プルアップ機動だけでなく横方向にも機動します。 (Fig-1 極超音速滑空体の機動シミュレーション。LI Yu, et al., p.4016.) 高度40kmというような低空での滑空フェイズは、既存の対空システムに十分な能力を発揮させないため、確かにこの兵器が量産されれば確実な脅威となります。 一方、今月5日

    極超音速機動ミサイルはどのくらい機動するのか : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2022/01/28
  • 中国の軍事力に関する年次報告書2021 : 海国防衛ジャーナル

    米国防長官府が、『中国の軍事力に関する年次報告書2021』を発表しました。中国の安全保障環境やその意図と能力を、米国がどのように認識しているかについて概観できる資料です。2020年版と比較して気になった変更点などをまとめました。個人的なメモ代わりの更新です。 中国の戦略は、建国100周年にあたる2049年までに「中華民族の偉大な復興(中华民族伟大复兴)」の達成させ、米国のグローバルな影響とパワーに追いつき追い越し、インド太平洋地域における米国の同盟や安全保障パートナーシップに取って代わり、中国の権威主義的システムや国益をより優位にするべく国際秩序を書き換えようとしている。中国共産党は、イデオロギーで対立する強力な国家間での角逐という観点から中国の戦略的競争観をとらえてきた。北京では、米国が中国の戦略を妨害する封じ込めを強めていると見ている。 対外的野心 中国の国家戦略の対外的要素には、国家

    中国の軍事力に関する年次報告書2021 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2021/11/06
  • 知っておきたい敵基地攻撃論のこと : 海国防衛ジャーナル

    久しぶりに敵基地攻撃論が取り沙汰されていますね。議論のすそ野が広がることは大歓迎です。 敵基地攻撃論は古くからある議論で、とりわけ近年、我が国で争点となってきた敵基地とは、北朝鮮の弾道ミサイル発射基地を指していました。北朝鮮がミサイルを発射しようとしたら、ミサイルおよび発射台を破壊してしまおうという構想です。つまり、敵基地攻撃論とは、対北朝鮮弾道ミサイル防衛政策の文脈上にあった議論1でした。 他方、2021年の自民党総裁選でテーマとなっているのは、北朝鮮だけでなく中国のミサイル対処も視野に入っており、様変わりしています。米国のミサイルを日に配備するという選択にまで踏み込んだ候補者もいらっしゃいます。 ただ、この件に関して言うと、誰が/日(日米?)の/何に対して/いかなる手段で/いかなる目的で軍事行動をしようとしているのか、そして、日は/誰の/何に対して/いかなる手段で/いかなる目的で

    知っておきたい敵基地攻撃論のこと : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2021/09/28
  • 北朝鮮が長距離対地巡航ミサイルの発射実験 : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮が巡航ミサイルの発射実験を行いました。 (『労働新聞』より画像転載。) 국방과학원 새로 개발한 장거리순항미싸일시험발사 진행、労働新聞、2021/9/13.『労働新聞』によると、「長距離巡航ミサイルを発射し、領土と領海の上空に設定された楕円と8の字型の飛行軌道に沿って7,580秒を飛行し、1,500km先の標的に的中した」とのこと。 (平壌近傍を中心に半径1,500kmの範囲。) 巡航ミサイル開発は安保理決議の穴現在の北朝鮮は、弾道ミサイル技術に関する活動を厳しく制限されています。人工衛星だろうと核兵器だろうと、北朝鮮によるロケット/弾道ミサイル発射は、国連安全保障理事会決議1695、1718、1874への違反となります。しかし、UNSCRが規定しているものは弾道ミサイル開発に関わる技術で、今回は「長距離巡航ミサイル」であることから、従来のUNSCRに抵触しない恐れがあります。も

    北朝鮮が長距離対地巡航ミサイルの発射実験 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2021/09/15
  • 核保有国の概観―核戦力の現状― SIPRI2021年鑑 : 海国防衛ジャーナル

    ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の2021年鑑が来月発刊されるにあたり、米・ロ・英・仏・中・インド・パキスタン・イスラエル・北朝鮮に関する核戦力の章がサンプルとして閲覧できたので、ざっくりと和訳&要約。 米・中・北以外の核戦力については知らない事も多く、引用文献も所々参考にしながら訳しましたが、防衛白書や米国防省の年次報告書、全米科学者連盟(FAS)や国際戦略研究所(CSIS)、モントレー不拡散研究センター(CNS)などと数字や評価において見方が異なる点もあります。報告書が他機関・組織の報告書を読む際のクロスチェック材料となれば、というメモ代わりの更新です。 [PDF] SIPRI Yearbook 2021, Armaments, Disarmament and International Security, Stockholm International Peace Res

    核保有国の概観―核戦力の現状― SIPRI2021年鑑 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2021/08/14
  • イージスBMD:SM-3ブロック2Aが初のICBM迎撃実験に成功 : 海国防衛ジャーナル

    オランダ・ライデン大学のMarco Langbroek @Marco_Langbroek 博士のサイトで、NOTAMをもとにICBM標的の発射エリア、標的の切り離したブースター落下予想エリア、SM-3の発射および迎撃予想エリアがマッピングされて分かりやすいです。 この図によると、迎撃はクワジェリン礁から約6,500kmで行われたようです。 標的の探知はGEO(静止軌道)とHEO(長楕円軌道)にあるSBIRSが行い、ミッドコースでの追跡をSTSSとSTSS DEMO 2が担い、このデータをC2BMC経由でジョン・フィンが発射情報として使用したとのことです。 また、カーネギー国際平和基金のJames Acton  @james_acton32 博士は、米土防衛に関して今回の実験が示唆するところについて興味深いことを言及しています。 Intercepting an ICBM shortly b

    イージスBMD:SM-3ブロック2Aが初のICBM迎撃実験に成功 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2020/11/19
  • 北朝鮮の低空軌道弾道ミサイルに対する早期探知は難しいものではない : 海国防衛ジャーナル

    そんな中、米シンクタンクの「38 North」が興味深い分析をしていました。 Michael Elleman, North Korea’s Short-Range Ballistic Missiles: They Can’t “Evade Detection” and Are Still Vulnerable to Interception, 38 North, October 2, 2020. (38 Northより) 地球が丸いことから、弾道ミサイル探知においてレーダー見通し距離の問題は確かに気がかりです。しかし、国際戦略研究所(IISS)のミサイル防衛問題上席研究員のMichael Elleman氏の分析では、KN-23の発射点から250kmに配備されたAN/TPY-2レーダーが、12秒後・高度3kmで探知するようです。Elleman氏いわく「言い換えれば、KN-23は発射から最初の

    北朝鮮の低空軌道弾道ミサイルに対する早期探知は難しいものではない : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2020/10/07
  • イージス弾道ミサイル防衛計画に関する年次報告書2020 : 海国防衛ジャーナル

    米議会調査局が、イージス弾道ミサイル防衛(BMD)計画に関する年次報告書を公開していました。2019年版と読み比べて、個人的に気になったところをまとめました。メモ代わりの更新。 ICBM迎撃に関する潜在能力2020年5月に計画されていた飛行実験「FTM-44」は、コロナウイルス関連のために延期された。当該飛行実験は、SM-3ブロック2Aが大陸間弾道ミサイル(ICBM)を迎撃可能であることを証明するものとされる。今年末までに実施される。FTM-44では、ICBM標的がクワジェリン環礁から発射され、駆逐艦ジョン・フィン(DDG-113)が対応する予定。 SM-3 ミッドコース迎撃体レイセオンとミサイル防衛局では、SM-3ブロック1Bの射程延長オプションを検討している。弾道ミサイル迎撃体が、オフボードレーダーとの通信により防衛地域を劇的に拡大することを企図するもので、いわゆる「Engage-on

    イージス弾道ミサイル防衛計画に関する年次報告書2020 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2020/09/25
  • 中国海軍の近代化に関する年次報告書2020 : 海国防衛ジャーナル

    米議会調査局が、中国海軍の近代化に関する年次報告書を公開していました。2019年版と読み比べて、個人的に気になったところをまとめました。メモ代わりの更新。 潜水艦潜水艦の増加率は低いペースだが、実質的にはより高性能な潜水艦が旧式ユニットに取って代わりつつある。2020年に66隻(SSBN×4隻、SSN×7隻、SS×55隻)→ 2030年には76隻(SSBN×8隻、SSN×13隻、SS×55隻)に成長すると予測される。2020年、新たに2隻の094型晋級SSBNが就役したと報じられた。同型艦は、現在6隻運用中となる。 空母初の国産空母である001A型「山東」が、2019年12月17日に就役。「山東」は、「遼寧」を改良したもので、36機の戦闘機を含む40機を搭載できるとみられる。排水量66,000〜70,000トンと推定されている。「遼寧」は、戦闘機24機を含む30機以上の固定翼機やヘリコプタ

    中国海軍の近代化に関する年次報告書2020 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2020/09/07
  • 極超音速滑空兵器はミサイル防衛を突破できるのか : 海国防衛ジャーナル

    極超音速兵器(Hypersonic Weapons)の開発が、ロシア中国、米国を中心に各国で始まっています*1。極超音速とは、マッハ5(秒速約1,655m)以上の速度で飛行するものを言います。 極超音速兵器には主に2つのカテゴリーがあります。 (1)極超音速滑空体(Hypersonic glide vehicle:HGV):ロケットなどから発射され、標的に向かって滑空。 (2)極超音速巡航ミサイル(Hypersonic cruise missile:HCM):高速・空気吸引エンジンまたはスクラムジェットで推進。

    極超音速滑空兵器はミサイル防衛を突破できるのか : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2020/04/08
  • 高性能だったイランの短距離弾道ミサイル : 海国防衛ジャーナル

    イランがガーセム・ソレイマニ暗殺に対する報復として、米軍の駐留するイラク西部アサド空軍基地と北部クルド人自治区アルビルの基地へ、弾道ミサイル攻撃を行いました。 イラン西部ケルマーンシャーから10発がアサド空軍基地に、5発がアルビル基地へ向けて発射されたようです。しかし、アルビルに向かったうちの4発が不発もしくは失敗し、アサド基地では米軍が配備していたC-RAMが少なくとも1発のミサイルを迎撃したと報じられています。 発射されたミサイルは、「Fateh-313」か「Qiam-1」とみられ、いずれにしても短距離弾道ミサイルです。ケルマーンシャーからアサド基地までは約420kmなので、射程から考えるとQiam-1ですかね。 (「Iran’s Missile Priorities after the Nuclear Deal」より) Two Iranian Rocket landed near a

    高性能だったイランの短距離弾道ミサイル : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2020/01/09
  • 北朝鮮:潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)の発射実験か : 海国防衛ジャーナル

    日午前7時10分頃、北朝鮮東岸より2発の弾道ミサイルが発射されました。このうち1発は7時17分頃に北朝鮮沿岸の我が国の排他的経済水域外に、また1発は7時27分に島根県島後沖、日海上の我が国の排他的経済水域内に落下したものと見られます。なお、現時点において、付近を航行する航空機や船舶への被害報告は確認をされておりません。 1.北朝鮮は、日7時10分頃、北朝鮮の東岸から、弾道ミサイルを東方向に向けて発射した模様です。詳細については現在分析中ですが、発射されたミサイルの1発は、7時27分頃に島根県隠岐諸島の島後沖の北約350kmの我が国の排他的経済水域(EEZ)内に落下したものと推定されます。飛翔距離は約450km、最高高度は約900kmと推定されます。 統合参謀部の発表によると、潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)「北極星」型のミサイル("a type of Pukkuksong, a

    北朝鮮:潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)の発射実験か : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2019/10/02
  • 極超音速兵器開発の現状 2019年版 : 海国防衛ジャーナル

    極超音速兵器(Hypersonic Weapons)の開発に関する米議会報告書が発表されました。個人的に気になったところをメモ用にピックアップしました。米露中、その他の国の極超音速兵器の現状がざっくりと概観できる報告書です。 [PDF ]Congressional Research Service, Hypersonic Weapons: Background and Issues for Congress, September 17, 2019. 背景国防省のFY2020における極超音速兵器関連の予算要求は26億ドル、ここに極超音速兵器防衛計画に1億5740万ドルが含まれている。 米議会としては、国防省の極超音速兵器計画を検討するうえで、その理論的解釈や予想コスト、戦略的安定性並びに軍備管理に関する影響について以下のような質疑が想定される; 極超音速兵器が用いられるミッションとは何か?極

    極超音速兵器開発の現状 2019年版 : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2019/09/22
  • 北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射 「北朝鮮版イスカンデル(KN-23)」か : 海国防衛ジャーナル

    (5th LD) N. Korea fires 2 short-range missiles into East Sea: JCS(2019/7/25 聯合ニュース)北朝鮮が、5月(4日、9日)に続いて再びミサイルを2発発射しました。5月に発射したとみられる短距離弾道ミサイルと同じもの(2発目は新型という見方も)だと見られています。 いかなるロケット/ミサイル発射も安保理決議違反大陸間弾道ミサイル(ICBM)や中距離弾道ミサイル(IRBM)ではないので、「ミサイル発射凍結(モラトリアム)」違反ではないし挑発的ではない、という見解もあります。しかし、現在の北朝鮮は、そもそもミサイル技術に関する活動を厳しく制限されています。人工衛星であろうと核兵器であろうと、北朝鮮によるロケット/ミサイル発射は、国連安全保障理事会決議1695、1718、1874への違反ということになります。 さらには、昨年4

    北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射 「北朝鮮版イスカンデル(KN-23)」か : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2019/07/25
  • 再び発射された北朝鮮版「イスカンデル」とは : 海国防衛ジャーナル

    北朝鮮が、5月4日に続いて9日にも再びミサイルを複数発射しました。4日に発射されたとみられる短距離弾道ミサイルが、今回も含まれていた模様です。 いかなるロケット/ミサイル発射も安保理決議違反大陸間弾道ミサイル(ICBM)や中距離弾道ミサイル(IRBM)ではないので、「ミサイル発射凍結(モラトリアム)」違反ではないし挑発的ではない、というような報道もあります。しかし、現在の北朝鮮は、そもそもミサイル技術に関する活動を厳しく制限されています。人工衛星だろうと核兵器だろうと、北朝鮮によるロケット/ミサイル発射は、国連安全保障理事会決議1695、1718、1874への違反ということになります。 さらには、昨年4月に結ばれたばかりの「板門店宣言」にも違反していますし、形骸化しているとはいえ「日朝平壌宣言」にも違反しています。 まず、北朝鮮によるミサイル発射が国際秩序に挑戦するものであることは、毎回押

    再び発射された北朝鮮版「イスカンデル」とは : 海国防衛ジャーナル
    owngoaler
    owngoaler 2019/05/13