先日の記事でも触れた、岡本太郎氏の著書「自分の中に毒を持て」。今回も、その著書から学んだ「ほんとうの自分を生きるヒント」について書いてみたい。 www.seto-konatsu.com 岡本太郎氏は「人間は、常に二つの道の分岐点に立たされている」と言う。その二つの道とは「安全な道」と「危険な道」だ。私たちは普段の生活でも、朝起きてから寝るまで、この分岐点に立って実に様々な選択をしている。そしてこの分かれ道はもちろん、人生における選択の際にも、私たちの目の前に存在する。 ここで言う「安全な道」とは常識通りの道であり、自分の身の安全や世間体も保証されるような道だ。一方で「危険な道」とは、生活の保障もなく不安定で、世間の常識からは外れた道。そちらに行ったら一体どうなってしまうだろうと不安になる。けれど、実は情熱を覚え、心の底では「行きたい」と願う道だ。 多くの人は「危険な道」に心惹かれながらも(