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イラクに関するoyoyomのブックマーク (14)

  • ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+

    2020年が始まって3日しか経っていないが、いきなり今年最大級のニュースが飛び込んできた。トランプ大統領の命令の下、バグダッド空港近くにいたイランの革命防衛隊クッズ部隊(Quds Force:コッズ部隊、クドス部隊、ゴドス部隊などとも表記する)司令官のソレイマニと、イラクの親イランシーア派民兵組織であるカタイブ・ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵の連合体である人民動員隊(PMU)の副司令官であるムハンディスが殺害された。バグダッド空港には米軍の施設もあり、カタイブ・ヒズボラがミサイル攻撃を仕掛けている中で、ドローンによる攻撃でソレイマニとムハンディスが殺された。イランウォッチャーはもちろんのこと、欧米の国際政治の専門家たちは一斉にこのニュースに反応し、今後の中東情勢の見通しが立たなくなり、イランとアメリカの対立が急速にエスカレートしていくことの不安に包まれた状態にある。 現時点で

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  • イラクの将来という亡霊 米国の大統領候補を苦しめるイラク・シンドローム | JBpress(日本ビジネスプレス)

    あなたは戦争に関心がないかもしれないが、戦争はあなたに関心を持っている――。2003年に米国主導で行われたイラク侵攻について言うなら、レオン・トロツキーによるこの言葉はまさにその通りだ。 米軍のヘリコプターがサイゴンから逃げ出した後、ベトナムが米国政治を長きにわたって悩ませたのと全く同じように、今日ではイラク・シンドロームが外交政策の議論をつけ回している。 今回、その被害者リストに名を連ねたのはジェブ・ブッシュ氏だった。 ブッシュ氏は先週、今日分かっていること*1を知っていたら兄のジョージ・W・ブッシュ前大統領と同じ行動を取っていたかという質問に対し、4つの異なる答えを出してしまった。 4つ目でようやく「ノー」という正答にたどり着いたが、時すでに遅し。適切な言葉が出てこない、気まずい光景となった。 しかも、この問題はまだ消えそうにない。米国への直接的な脅威とはならなかったベトナムとは違い、

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  • イラク、ISISとの戦いに「財政難」の暗雲:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年10月15日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) イラク中央政府の当局者や国際機関のスタッフ、エコノミストらによれば、イラクには財政危機が忍び寄っており、領内を広く破壊しているイスラム主義者の反政府勢力との戦いに支障が生じる恐れがある。 多額の石油収入があり、準備金や未完のプロジェクトの剰余金も数十億ドルに達するにもかかわらず、観測筋によればイラクの国家財政は混乱しており、憂慮すべき状況にある。その理由は前首相のヌリ・アル・マリキ政権時代末期の遺産と石油価格の下落だという。 給与支払い、補助金、軍備増強、難民支援・・・迫り来る財政危機 イラクの歳出は急増している。中央政府はエネルギーや料に補助金を出しており、公務員給与の総額も多額に上る。これらの項目で中央政府予算の70%を占めるという。 また、イラクは苦戦している軍隊の増強にも資金をつぎ込まねばならない。 イラク軍には、米国と

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  • イラクとシリアの聖戦主義者:イスラム国を止めろ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年8月23日号) イラクでイスラム国を止めるのであれば、シリアでも止めなければならない。 バラク・オバマ氏はイラクでジハード(聖戦)主義者を攻撃し、たとえ米国の行動が遅く、控えめだったにせよ、今のところは成功を収めている。しかし、「イスラム国(IS)」は阻止せねばならず、このためオバマ氏はシリアでもISを攻撃しなければならない。これは、イラクでの攻撃よりずっと難しいことが分かるだろう。 イラクでは、破壊行動に燃える狂信的なISの進撃が今のところい止められている。イラク北部シンジャール付近の山に避難していた少数派のヤジド派の大半は救出された。イラクで唯一それなりに統治されているクルド人自治区では、差し迫った危険はすぎ去った。 6月にISが占拠し、イラク第2の都市モスルを氾濫させる恐れのあった大規模ダムは、米国の空軍力とイラク、クルドの地上部隊によって、政府側の手

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  • ドイツ、戦後の伝統と決別しイラクに武器供与:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年8月21日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ドイツは20日、戦後の伝統と決別し、イスラム過激派と戦うためにイラクに武器を供与することに同意した。アンゲラ・メルケル首相率いるドイツ政権は、兵器と弾薬を含むかもしれない武器の提供を検討していると国防相と外務相が述べた。 ドイツの政策転換は、ここ数カ月でシリアおよびイラク国内の広大な地域を掌握し、何千人もの人を虐殺した「イラク・シリアのイスラム国(ISIS、イスラム国)」の脅威に対する西側政府の懸念の高まりを浮き彫りにしている。 ナチの過去に縛られるドイツ、国民の反発を招く可能性も 英首相官邸によると、英国アクセントで話すイスラム過激派戦闘員による米国人ジャーナリストの「衝撃的で邪悪な」斬首の後、デビッド・キャメロン英首相は休暇を切り上げた。米国の政府当局は、ISISが19日に公開したジェームズ・フーォリー氏の処刑の動画が物である

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  • 米国と中東:再びイラクへ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年8月16日号) 米国は、軍事力と政治的な瀬戸際作戦を組み合わせることで、いくらかの前進を見せている。 米国の直近2代の大統領は、イラク問題で間違いを犯した。ただし、正反対の形でだ。 ジョージ・W・ブッシュ前大統領は、2003年に華々しくイラクに攻め入り、14万8000人の兵士を送りこんだが、サダム・フセイン打倒後にイラクをどう安定化させるかについては、あまりにも考えが足りなかった。その結果は悲惨なものになった。 バラク・オバマ大統領は、それとは違うアプローチを取った。この暴力に満ちた複雑で遠い地域に平和をもたらす能力は米国にはない、とオバマ大統領は考え、その後の展開の可能性に十分な注意を払わずにイラク駐留部隊の任務を終了させた。 シリアについても同じ理屈で、バシャル・アル・アサド大統領に抵抗する穏健派をほとんど支援しなかった。こうした政策は、シリアとイラクで勢

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  • イラク危機、空爆されても進軍を続けるISIS:JBpress(日本ビジネスプレス)

    クルド人自治区の主都エルビルから西に約40キロ離れたアスキカラクの検問所に配備された戦車の上に立つ民兵組織ペシュメルガの戦闘員〔AFPBB News〕 米国が、2年半前に正式に見放し、実際はそれ以前からほぼ見捨てていた戦闘地域に舞い戻り、イラク北部のイスラム武装勢力に大規模な空爆を数回行った。 この空爆により、「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の封じ込めに苦労しているクルド人の部隊とイラク政府軍への重圧は軽減されている。ISISはアルカイダから分派した武装組織で、2カ月前からイラク北部の領土を奪取・支配している。 だがイラクの地上に降りてみると、空爆が最前線にもたらしたインパクトは限定的なものであることが分かる。ISISの部隊を後退させるには至っておらず、むしろISISがプロパガンダで勝利を収めていると見なすこともできるからだ。 ISISの指導者層はまだ無傷であるうえに、この空爆に

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  • エネルギー自治目指すクルドに大きな障害:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年8月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米テキサス州の海岸から60マイル離れた沖に停泊中の1億ドル相当の原油を積んだタンカーが、天然資源を生産・販売するクルド自治政府(KRG)の権利を巡り、イラクの中央政府とKRGの最新の舌戦の的になっている。 クルド地区には、イラク南部のような巨大な油田はないが、もし活用すればクルド地区をエネルギー市場で新たな主要プレーヤーにする可能性を秘めた未開拓の莫大な資源基盤を持つ。 イラク政府は7月末、ユナイテッド・カラバーフタ号に積まれた100万バレルの原油は準自治が行われているクルド地区から許可なく密輸されたものだと主張し、テキサスの裁判所に訴えを起こした。 判事は当初、原油の差し押さえを命じたが、その後、タンカーが停泊している岸からの距離を考えると、米国には管轄権がないと述べた。KRGは、原油は合法的に生産、出荷、輸出されたものだと主張して

    エネルギー自治目指すクルドに大きな障害:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 硬軟織り交ぜて支配強めるISIS イラクとシリアで勢力拡大――恐怖と分断統治とソフトパワー:JBpress(日本ビジネスプレス)

    黒地に白い文字の刻まれた「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の旗が今、シリア東部の町デリゾールのほとんどの地域ではためいているが、他の反政府勢力によると、地上にISISの戦闘員の姿はほとんど見えないという。 ISISは秩序を保つために地元の部隊を使い、一定の距離を置いて町を支配している。デリゾールのハムザ旅団のムンディル・サファン氏は、「彼らは町にやって来て、『誰もお前たちの邪魔はしない。だが、何か必要なものがあれば、我々が助けてやる』と言った」と話す。 バシャル・アル・アサド大統領率いるシリアの政府軍と戦っている多数の反政府勢力と同様に、サファン氏の部隊は、アルカイダから分派したISISがデリゾール県の9割を掌握したと主張する中で、以前と変わらぬ活動を行っている。「ISISは、我々の部隊が以前と同じように地域を統治するに任せている」とサファン氏は言う。 シリアとイラクの多くの地域で

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  • 戦争を叫び続けるネオコンの孤独:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年6月25日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 2003年のイラク侵攻の前、米国防省高官だったポール・ウォルフォウィッツ氏は、戦争を支持するよう促すために、左派の論客のクリストファー・ヒッチェンズ氏を雑談に呼んだ。ウォルフォウィッツ氏のアドバイザーを務めていた人物は、この会談は「相手側から離反するかもしれない人に接触する冷戦のスパイ行為」のように感じたと話している。 イラクがまた内部崩壊した今、ウォルフォウィッツ氏は再び公の場に姿を現し、過激派との戦いに対するバラク・オバマ大統領の「真剣さを欠く」態度を批判している。 しかし今回は、ウォルフォウィッツ氏のようなネオコン(新保守主義者)には味方がいない。ヒッチェンズ氏は故人となり、リベラルな左派から戦争支持へ回った離反者は皆、元の場所へ戻ってしまった。 ネオコン――およびディック・チェイニー前副大統領のような伝統的なタカ派――がオバ

    戦争を叫び続けるネオコンの孤独:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • イラク・スンニ派の反乱:絶望的な勝算に賭ける:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年6月21日号) 強大な勢力がイラクを分裂させようとしている。何年にもわたる流血の事態を避ける最善の方法は、イラクの一体性を守ることだ。 1世紀近く前、フランドル地方で激しい戦闘が行われていた頃、英国はオスマン帝国を分割するという重大な決断を下した。ロシアなどの国々がイスラム教徒に対する影響力を得ることを防ぐためだ。そうした影響力は、エジプトからインドに至る英国領のイスラム教徒を扇動するために利用されかねなかった。 英国はフランスと協力し、君主制国家や保護国を作り上げた。こうして、オスマン帝国各州に散らばっていた様々な部族や宗派で構成される複数の国家が誕生した。 帝国が築いたこの枠組みは、各国が独立した後も、専制君主や独裁者の手で維持され続けた。その枠組みが現在崩壊しつつある。その中心に位置するイラクでは、スンニ派の反乱が激しさを増している。過去10日の間に、ジ

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  • 米国とシーア派の協調行動はスンニ過激派の夢:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年6月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米英による2003年の侵略がいかにして2014年に単一国家としてのイラクの内部崩壊につながったのかを巡る激しい議論は、イラク軍を訓練し武装するのに300億ドルを費やしたにもかかわらず、同軍がなぜジハード(聖戦)戦士の大群の前にあっさり退散したのかを問う困惑した米国議会の議論とともに、やる価値のある議論だ。だが、そうした議論がイラクを救うことはない。 米国主導の占領がイラク国家を粉々にした――地域の勢力バランスを変え、宗派間の戦いに火を付け、それまでイラクを支配していた少数派スンニ派を権力の座から追い落とした――無謀さの後には、シリアを巡る西側のお粗末な意思決定が続いた。 シリアの(多数派のスンニ派による)反政府勢力に対する西側の支援をサウジアラビアとペルシャ湾岸の同盟国並びにトルコの手に委ねたこと、さらにバシャル・アル・アサド大統領

    米国とシーア派の協調行動はスンニ過激派の夢:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 危機勃発でかき立てられるクルド人の領土への野心:JBpress(日本ビジネスプレス)

    スンニ派の過激派武装組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」が勢力を拡大しているが、最大の勝者はクルド人か〔AFPBB News〕 イラクでのスンニ派の反乱における最大の勝者は「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の兵士ではなく、イラク北部の安全な居住地から事態の推移を用心深くうかがっているクルド人かもしれない。 イラクのクルド人は、イラク国内の7州は自分たちの領土だと主張している。第1次湾岸戦争を経て米国、英国、フランスがイラク北部に飛行禁止区域を設定した1991年以降、クルド人はこのうちの3州で準自治を行っており、現在は残る4州――原油を豊富に産出するキルクーク州、ニナワ州の一部、ディヤラ州、サラフディン州――を視野に入れている。 「すべての人に自分たちを分割統治させればいい。イラクに必要なのはベルリンが昔やったことであり、クルド人、スンニ派、シーア派の間に壁を作ることだ」。

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  • モスル陥落:テロの新たな本拠地:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年6月14日号) イラク第2の都市が武装組織の手に落ちた。この組織は、世界中でジハードを遂行する拠点となる国家の樹立を目指している。 イラク軍はモスルで完敗を喫した。兵士たちが街中で制服を脱ぎ捨て、逃げ出したほどだ。あとには、燃え尽きた装甲車の間に遺体が散らばっていた。手足を失った遺体もあった。 ジハード(聖戦)主義組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の約1500人の武装集団が、イラク軍の15分の1以下の兵力であるにもかかわらず、軍用ヘリコプター「ブラックホーク」6機を奪ったほか、モスルにある銀行の金庫から莫大な金額を略奪したと報じられている。 彼らはモスルの刑務所にいた数千人の受刑者も解放した。ジハードの黒い旗が行政機関の建物の上に掲げられるなか、50万人に上る住民が安全な場所を求めて街から逃げ出した。 米軍の最後の部隊がイラクから撤退した2年半前、

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