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2015年7月9日のブックマーク (3件)

  • 内田良『教育という病』(光文社新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    6月28 内田良『教育という病』(光文社新書) 7点 カテゴリ:社会7点 ネット上で柔道事故や組体操のリスク、「2分の1成人式」の問題点などを指摘してきた著者の今までの問題発信や提言をまとめた。間違いなくどこかの出版社が新書のオファーを出していると思っていましたが、若手の社会学者の起用では定評のある光文社でしたね。 基的にネットで読んでいたものも多かったですが、の出版をきっかけにしてより多くの人に知ってほしい内容ですし、教育現場でリスクが無視されてしまうという根的な問題についても、その原因を考察しようとしています。 目次は以下のとおり。 【序 章】 リスクと向き合うために ―― エビデンス・ベースド・アプローチ 【第1章】 巨大化する組体操 ―― 感動や一体感が見えなくさせるもの 【第2章】 「2分の1成人式」と家族幻想 ―― 家庭に踏む込む学校教育 【第3章】 運動部活動における

    内田良『教育という病』(光文社新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期
    oyoyom
    oyoyom 2015/07/09
  • あの戦争の最大の勝者は? 『大東亜戦争 敗北の本質』

    著者は名著『失敗の質』の共著者の一人だが、日軍の最大の失敗は日米戦争を始めたことだ。その後はいかにうまく戦っても勝てなかったが、その戦い方も最悪だった。米軍の死者10万人に対して、日軍は230万人。せめてもう少し合理的な戦いはできなかったのか。 こういう愚かな戦争になった根原因は、日米戦争戦争計画なしに始まったことにある。日軍の南部仏印進駐に対して1941年8月にアメリカが石油を禁輸し、9月に「陸海軍作戦計画」ができた。しかし戦争の全体計画は「腹案」のまま、12月1日の御前会議で開戦が決定され、戦争計画の根拠となる「世界情勢判断」が出されたのは開戦後の翌年3月だった。 クラウゼヴィッツ以来、政府が世界情勢を判断して戦争計画を立て、それに従って軍が戦略を立て、個別の作戦は戦略にもとづいて決めるのが鉄則だが、日軍は(戦略なしに)作戦を決めてから戦争計画を考え、それを正当化する情勢

    oyoyom
    oyoyom 2015/07/09
  • ギリシャが離脱すればユーロは脆弱になる あと1回だけの最後のチャンス、残っているのは悪い選択肢のみ | JBpress(日本ビジネスプレス)

    さて、ユーロ圏はこれからどうすべきなのか。筆者は先週、ギリシャ国民は緊縮を受け入れる「イエス」に投票すべきだと結論付けた。彼らは逆に、撤回された救済案の条件を圧倒的多数で拒否した。これは何を意味するのだろうか。そして、ユーロ圏はどう反応すべきなのか。 見たところ、投票した人の多く――あるいは大半――が、ギリシャが拒否したら他のユーロ圏諸国は翻意せざるを得ないと考えているようだ。 パートナー諸国は自分たちの残酷なやり方の過ちを認識し、ギリシャを緊縮から解放する一方、ギリシャがユーロを自由に使うために必要な財源を与えてくれる、というわけだ。 しかし、パートナー諸国の大半は、この結果を屈辱的な降伏と見なすだろう。つまり、それよりずっと可能性が高いのは、勇気を得たギリシャ政府と激怒した債権者との対立だということだ。 ギリシャと債権者の対立がもたらす「ステルス・エグジット」 そのような対立は、「ステ

    ギリシャが離脱すればユーロは脆弱になる あと1回だけの最後のチャンス、残っているのは悪い選択肢のみ | JBpress(日本ビジネスプレス)