『坊っちゃん』、『こゝろ』など多くの名作により、国内外で親しまれている近代日本を代表する文豪・夏目漱石。本展では、漱石の著作に登場する美術家、作品を可能な限り集めようという初の展覧会です。 画像: J.M.W.ターナー 《金枝》 1834年 テイト、ロンドン© Tate、London 2013 概要 『坊っちゃん』で有名なあのターナーから、蘆雪、劉生など日本美術の名品まで 近代日本を代表する文豪・夏目漱石は、『坊っちゃん』、『こゝろ』など多くの名作により、国内外で親しまれている国民作家である。少年時代から絵が好きだった漱石は、ロンドン留学中(1900-1902年)にも何度も美術館を訪問。帰国後に小説家として活躍を始めるが、美術に対する幅広い知識と豊かな鑑賞体験は、さまざまな文学作品や美術批評の中で花開いている。 この展覧会は、漱石の著作に登場する美術家、作品を可能な限り集めようという