おおぬき @o_nuk_i 優しい性格ゆえに人生で躓いてしまって、「お坊さんになりたい」と言われる方がたまに居られるのですが、臨済宗だと僧堂がバリバリの体育会系なので潰されてしまう未来しか見えず、おすすめしづらいのですよね。他の宗派さんはどうなのでしょう。 おおぬき @o_nuk_i 禅宗僧侶。昨日より少しでもマシな自分(五蘊仮和合)になるためにXを活用しています。なお、字数制限のため祖師方の敬称を略する事がありますが心の中では敬称を用いています。
おおぬき @o_nuk_i 優しい性格ゆえに人生で躓いてしまって、「お坊さんになりたい」と言われる方がたまに居られるのですが、臨済宗だと僧堂がバリバリの体育会系なので潰されてしまう未来しか見えず、おすすめしづらいのですよね。他の宗派さんはどうなのでしょう。 おおぬき @o_nuk_i 禅宗僧侶。昨日より少しでもマシな自分(五蘊仮和合)になるためにXを活用しています。なお、字数制限のため祖師方の敬称を略する事がありますが心の中では敬称を用いています。
昨年、淡路島にある高さ100メートルの巨大観音像の解体が大きな関心を集めた。40年前に建立され観光スポットにもなったが、その後所有者が死去し、老朽化して危険な状態が続いていたためだ。日本には巨大な観音像がいくつも存在する。どう運営されているのか、長く安全に管理していくには何が必要なのか。日本の巨大観音の実像を取材した。(ノンフィクションライター・伊田欣司/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 兵庫県の明石海峡大橋を車で渡り、淡路島を走ること約30分。国道28号近くで大規模な解体工事が進んでいる。高さ100メートルの「世界平和大観音像」の撤去作業だ。観音像は台風で外壁の一部が剥がれ落ちるなど、住民にとって危険な建物になっていた。 もともと観音像は、大阪で不動産業を営む男性が約35億円を投じ1982年に建てられた。当時は巨大仏像として日本一の高さを誇った。 男性は1988年に死去し、
近年、日本社会ではベトナム人の増加がいちじるしい。2010年の法務省の統計では4万1781人だった在日ベトナム人人口は、いまや45万7645人(2021年6月現在)。ほぼ10年間で約11倍になった。在日外国人の国籍別人数でも韓国人を追い抜き、1位の中国人の74万9147人に次ぐ。 ところで、近年になり急拡大を続ける在日ベトナム人社会の、「文化的拠点」はなにかご存知だろうか。それは寺院だ。ベトナムは社会主義国家なので、統計上は国民の70~80%が無宗教……ということになっているが、実際は仏教を信じる人がかなり多い。 ベトナム北部のモンカイ郊外にある寺院の本堂。ベトナムは東南アジアの国だが、中国文化の影響を受けた大乗仏教(北宗仏教)が強い。読経の際はベトナム語発音の般若心経を読み、僧侶が磬子や木魚を叩く。2019年6月25日、安田峰俊撮影。
自らが死んだ後、遺族に迷惑をかけまいと終活に励む人が増えている。しかし、仏教思想家のひろさちや氏はこれに警鐘を鳴らす。実例から学ぶ、終活をすることで生じるトラブルとは。 *** 自分の死後、相続で遺族が揉めて欲しくないからといって「終活」に励む人がいます。でも、揉めるかどうかは残された家族の問題だと思うのです。自分が生きている間に、子供たちの仲がうまくいくよう心を砕くのならまだ分かりますが、死後のことはもう口出しできません。ならば生きているうちに旨いものでもたらふく食べ、持っているお金は使い切っちゃえばいい。 終戦直後、私の母が戦死した父に掛けていた保険金を受け取りに行ったのですが、インフレで保険金は片道のタクシー代にもならなかったと聞きました。ドイツでもハイパーインフレが起こった際、相続したお金を真面目に貯め込んだ人は全部パーになってしまった。ところが、もらったお金を酒で浪費した人は、ビ
なぜ今、仏教なのか 瞑想・マインドフルネス・悟りの科学 (早川書房) 作者: ロバートライト出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/07/31メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 本書はサイエンスライターのロバート・ライトによる西洋仏教(そのうちの上部座仏教の流れをくむヴィッパッサーという瞑想流派)のマインドフル瞑想の解説及び体験談を一冊の本にしたものだ. ライトは1994年に「モラル・アニマル」を出して当時勃興したばかりの進化心理学を(おそらく世界で初めて)一般向けに紹介したことで知られる.ライトはその後「ノン・ゼロ」でノンゼロサムゲームの協力解への探索を人類の歴史に絡めた本を書き,さらに「宗教の進化」で各一神教の歴史を進化的視点から語った本を書いている.この2冊はいずれも最後はぐずぐずの宗教擁護の議論が置かれた怪しいものになってしまっているが,途中までは大変面白
匿名ダイアリーじゃないとこんなこと言えないけど、 自分には「動物虐待」という行為が法律で罰せられなきゃいけないほど悪であるとは思えない。 猫や犬を殺しただけで犯罪者予備軍だったり、精神異常者だというのは差別とさえ思える。 だって、俺たちはゴキブリを殺すし、ガを殺すし、クモを殺すし、ドブネズミを殺すし、それが許されてる。 殺していい動物と殺してはいけない動物の境界線が知能だというなら、ドブネズミは相当知能が高いからおかしい。 有害性かそうでないかが境界線だというなら、ガやクモなんて野良猫ほど病原菌などの害は無いからこれもおかしい。 ただかわいいかそうでないか、という理由なら、ガやクモをかわいいと思う人もいる。犬や猫を醜いと思う人もいる。 「ゴキブリ殺しは正常な健常者がやる行為だが、犬殺しや猫殺しは悪だ」なんて考え方、辻褄が合わなすぎる。
島薗進(しまぞの・すすむ)/東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒。同大文学部・大学院人文社会系研究科宗教学・宗教史学研究室教授を経て、2013年から上智大学教授。上智大学グリーフケア研究所所長も兼任 (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 日本人の「墓離れ」の背景には、江戸時代にできた檀家(だんか)制度の弱体化があると言われる。時代と共に変わってきた私たちの宗教観や死生観は、お墓のあり方と無関係ではない。庶民とお寺との関係、「死」に対する意識はどのように変わってきたのか。『日本人の死生観を読む』(朝日新聞出版)の著書もある宗教学者の島薗進さんに聞いた。 * * * 民衆の祖先崇拝文化を仏教が取り込んで、今のような葬祭仏教を形成してきた日本の歴史は、世界でも特殊なケースです。 今のような檀家制度の基盤は、15世紀から17世紀に生まれたと言われます。国土の津々浦々に仏教寺院が点在するとい
戒律が厳しいため僧侶の生活は大変ではあるが、出家経験者はみな「心穏やかに過ごせる」と言い、また出家したいと考えるようだ タイ北部の洞窟で6月下旬から7月にかけ世界中の注目を集めたサッカー少年らの遭難事故は、残念ながら救助側にひとりの犠牲者を出したものの、最小限の被害で解決した。 その後少年らの体調も回復したのだが、遭難した少年とコーチ13人のうち12人が出家して、寺院にて短期修行に入った。 タイは仏教徒が国民の94%とされ、一般的な生活にも仏教の教えが根づいている。特に、徳を積むことを「タンブン」といい、タイ人はタンブンを大切にする。 例えば、日々寺院には僧侶の食料を届ける人もいるし、困った人を助けるという行為もタンブンとなる。災害時の支援やボランティア活動もそのひとつで、他国の慈善団体の活動とは動機が異なっていることが多い。タンブンは徳を積むためで、すなわち次の人生で自分がよき状態で生ま
仏教学者の佐々木閑に、仏教者と称する評論家・宮崎哲弥が、仏教とは何かといったことを問うという、出版社あるあるの対談書だろうと、『ごまかさない仏教(佐々木閑・宮崎哲弥)』(参照)について予断をもっていた。というのも、宮崎について、もうずいぶん昔になる、というか曲がりなりにも小林よしのりのゴーマニズム宣言を読んでいたころのことだ、宮崎が仏教者であることがその漫画でおちょくられていた。小林に共感しない私ではあったが、宮崎の仏教観もヘンテコなものだなと思ったものだった。人の宗教観というのは存外に変わらないものだから、宮崎のそれも同じだろうし、佐々木も最近の国際的な仏教学を知識を淡々と語るくらいかな、いずれ私が読むような対談本でもあるまいと思っていた。『ゆかいな仏教 』(参照)みたいな本かなと。 が、この『ごまかさない仏教』は、そうでもなかった。おもしろい。読み進めるにつれ、勉強になってしまうのであ
都心から約1時間半。東京都日の出町平井にある宝光寺が大仏の建設を進めている。寺によると、高さは12メートルで、座仏としてはあの鎌倉大仏(約11メートル)を抜く大きさ。来年3月に完成する予定だ。町の観光の目玉にと、地元の期待も高まる。 大仏の名前は「鹿野(ろくや)大仏」。建設地である寺の裏山、鹿野山にちなむ。寺の敷地内ではかつて温泉が湧き、明治初頭まで「鹿の湯」として各地からの湯治客でにぎわったという。 大仏は銅合金で造られ青銅色。横幅は約11メートル。同寺によると、高さは奈良・東大寺の大仏(約15メートル)に次ぐとみられる。八角形の台座(高さ約3メートル、縦横約15メートル)と円形の蓮華座(高さ約3メートル、直径約14メートル)を重ねた上に大仏が座る。総工費は大仏と蓮華座だけで約4億円。 建設は先代が布教と地域活性…
小島アジコ 先生のホッテントリに投入させてもらったブコメの自己解説つか「今のどこが面白かったかというと」みたいな蛇足です。 生きるのつらい絶対殺すマン - orangestarの雑記 岩波新書『鑑真』によると、仏典にはgoogle:勿力難提〔もつりきなんだい〕という大刀を持った僧が登場してだな… 2016/07/13 18:56 b.hatena.ne.jp 「勿力難提」の検索結果をちゃんとチェックしてからブコメつけたわけじゃないので、後で見直してみたところ、日本語でヒットするのは 私のエントリー と他の方の2件のみで、いずれもソースは岩波新書『鑑真』、あとは軒並みオリジナルの漢文のようだった。しかもどれも「勿力難提」ではなく「勿力伽難提」と表記されていた。 スポンサーリンク 「そういえば」とピンときた。なぜか次のような本を持っていることを思い出したのだ。 いやこの本を買った時のことは覚え
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