学校の掛け算の採点で計算の順番が違うと減点される事例が話題になっている。 参考:掛算順序問題について親戚の現役教員に本音を聞いてみた。 インターネット上で定期的に話題にあがるこの問題だけど、事の本質は日本の雇用問題と大きく関連しており、実は根深い問題を内包している。この問題を理解する事は日本人の本質をつかむ上でも極めて大切だ。今日はその事について書こうと思う。 義務教育の本質は規則正しい生活とルールを守る事を叩き込むことにある 学校は毎日同じ時間に始まり同じ時間に終わる。教室には教師という絶対的権力者がおり、教師の決めたルールに従って全てが決定される。 こうしてみればわかるけど、学校は極めて管理された社会だ。ちょっとダルイから授業開始時間を30分遅らせてくれといったような融通は基本的にはきかない。毎日毎日、同じような生活リズムが絶対的統制者の元で繰り返し繰り返される。 子供はここで社会のル
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