迷宮の主"狂乱の魔術師"によって竜にされた妹・ファリンを追って、冒険者ライオス一行が途中で倒したモンスターを美味しく調理して食べながら下層を目指してダンジョンを進んでいく、RPG世界観の空想グルメ・ファンタジー。 変わり種ファンタジーの中興の祖?「モンスターを料理して食う」というインパクトが強く、またそれが話題になって1巻出オチみたいなブレイクの仕方をした作品ですけど、もともとこの作者の持ち味はストーリーテラーなとこだったよな、といつの間にかストーリーも佳境に。 『ダンジョン飯』12巻より(九井諒子/KADOKAWA) こういう爺ちゃん達、『BASTARD!!』でおったな。「エウロペアの七賢者」でしたっけ? 激闘の果てに迷宮の主"狂乱の魔術師"を倒したライオスたち。しかしそれはカタストロフの始まりだった。 流れで新たな迷宮の主となってしまったマルシルの夢・野望・欲望は、"狂乱の魔術師"を遥
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