タグ

ブックマーク / aniram-czech.hatenablog.com (21)

  • 非オタクだったけどアラフォーでまさかの二次創作デビューしたので…… - チェコ好きの日記

    長らくブログを放置していたのですが、久しぶりにの紹介まとめでも告知でもない、ブログらしいブログを書こうと思いまーす。ちなみに告知などを除くと1年以上放置していたこのブログ、突然更新された記事はなんとボリューム1万字を超えているので、皆さま心して読んでください。 さて、ライターのチェコ好きとして書くこのブログやnoteを放っぽり出して(AMの連載はずっと続いているけど)最近の私はいったい何をしているのかといえば、pixiv二次創作小説を投稿して遊んでいるのですね! このことは、書き手としてはいかがなものかと首を傾げる人が大半かもしれません。 世の中の風潮のせいなのか私の体力の衰えのせいなのかあるいはその両方か、最近はとにかく、ブログを書く気にならなかったんですよねー。というか、書くネタが浮かんだら、それは商用原稿のために大切にとっておこうって思ってしまうようになって。ひと昔前は書くネタ

    非オタクだったけどアラフォーでまさかの二次創作デビューしたので…… - チェコ好きの日記
  • 新海誠化していくこの世界 - チェコ好きの日記

    今年の一月、新海誠監督の『君の名は。』が地上波で放映されたことは記憶に新しい。 私は映画館で観た派だったのだけど、「文句つけてやらあ! 文句文句!」と喧嘩腰で臨んだところ、普通に感動しホロホロと泣いてしまった。「東京」をあんなにも美しく描いた映画は、他になかなかない気がする。今ハヤリ(ちょっと死語気味?)の言葉でいえば、きっと「エモい」のだろう。エモい東京、エモい日、君の名は、新海誠。 君の名は。 発売日: 2017/07/26メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログ (17件) を見る この手の話をするときはいつも「私一人にそう見えるだけなのか」「私がよく観測している界隈でそういう事例が多発しているだけなのか」「ある程度全体的な傾向といえるのか」の狭間で悩むのだけど……その区別をつけるために具体的なデータや数値を引っ張り出してくることは、また別の機会に譲るとして。なんだか最近

    新海誠化していくこの世界 - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2018/06/28
    興味深かったです。「新海誠によせてる」。
  • 「毒」の含有量 - チェコ好きの日記

    かつてマザー・テレサは、「世界平和のために、私たちは何をするべきでしょうか?」と問われたのに対して、「家に帰って、家族を大切にしてあげなさい」と答えたという。実は私、この考え方にはけっこう前からあまり賛同できなかった。 これは屁理屈じゃないよ、じゃあさじゃあさ、たとえばだけど、たとえばだけど〜〜! 「家にナイフを持った強盗が入ってきたので、自分と家族の命を守るため、強盗を銃で撃ち殺しました」は「家族を大切にする」に含まれますか〜!? みんな、それぞれの正義がある。でも、それぞれの正義を思い思いに貫き通すと矛盾が生じるから、今の世界は平和じゃないんだ。家に強盗*1が入ってきて自分と家族の命が危ういとき、どういう行動をとることが「家族を大切にする」ことになるのかなんて決められないだろう。家族を大切にするのもだいじだけれど、カート・ヴォネガット風に言うならば、「だけどもう、それだけじゃ足りないん

    「毒」の含有量 - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2018/05/25
    「明日が来るのがそれほど嫌じゃない」に、ご期待に沿えない言及をするかも。
  • 「大好き」を叫び続けたら夢は叶う……の? まじで? - チェコ好きの日記

    私のまわりだけかもしれないが、「好きなもの(人、こと)があるなら、それについて積極的に発信していったほうがいい」といった内容のことを、たびたび言う人がいる。ていうか、私自身もどっかで言ってたかもしんない。 上のようなメッセージに関して、私は賛成したい気持ちが7割だ。だけど実をいうと、批判したい気持ちも3割くらいある。そして、賛成したい気持ちについて、つまり「好きなもの(人、こと)について積極的に発信し続けることのメリット」については、他の人がすでに散々言ってくれている。だから今回の私は、3割ほどある批判したい気持ちのほうを書くことにしよう。 一応メリットについて触れると、私のまわりでよく聞くのは、まず好きなもの(人、こと)について発信し続けていると、それが人や製作者に届いて励ましのメッセージになる可能性があること。次に、「◯◯に詳しい、△△が好きなホニャララさん」というアピールができるの

    「大好き」を叫び続けたら夢は叶う……の? まじで? - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2018/03/09
    これは色んな考え方があるでしょう。個人的には、「正しさ」を巡る衝突を承知のうえで、好きを好きと言いたいものですね。
  • 「語られて」しまうもの、あるいは編集された人生 - チェコ好きの日記

    インタビュー記事、取材記事、といった類のものがある。数は多くないけれど、私自身も、インタビュー「する」側「される」側、ともに関わったことがある。これらの機会をあたえてくれた人たちに、感謝している。 これらの記事には、大きく分けて二種類あると私は思っている。一つは、「人(インタビュイー)にとって名誉なことがクローズアップされているもの」。そしてもう一つがその逆の、「人にとって不名誉なことがクローズアップされているもの」だ。 自分自身に関していうのであれば、私は今のところ前者にしか関わったことがない。 「される側」として、ライターとしての経験やお金の使い方を聞いてもらって記事にしてもらえたことがある。「する」側として、汚部屋から一転、お掃除ブログを立ち上げて書籍出版に繋げた方や、業でバリバリやっている占い師の方に話を伺わせてもらったことがある。働き方とか、仕事論とか、あとは専門家にご意見

    「語られて」しまうもの、あるいは編集された人生 - チェコ好きの日記
  • 好奇心の人、不安の人 - チェコ好きの日記

    人が生きる目的とは何か。それは、自分の遺伝子を次の世代に継承することだ。 ……と言うと、主に「人間」界から異論がわきおこりそうではある。子供を産むことがすべての人にとって重要なわけではない、とか。もちろん、私自身も子供がいない独身だし、「人間」界の話であるならば、これにはまったく同意だ。ただ、話を「生物」界にまで拡大するんであれば、人が、というかすべての生き物が生きる目的は、やっぱり自分の遺伝子を次の世代に継承することだ。それ以外の目的なんてないでしょ、と思う。 「自分の遺伝子を次の世代に継承する」とは、ようはゲームのクリア条件である。 えっと、世代を反映させて「赤」「緑」時代のポケモンの話をさせてもらうと、ポケモンは四天王を倒したあとにエンディングクレジットが流れる。もしも私たちの人生ポケモンであったなら、「自分の遺伝子を次の世代に継承する」ことに成功した時点で、エンディングクレジット

    好奇心の人、不安の人 - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2017/11/09
    適応を巡って
  • Twitterのフォロワー数で抜かれたくない人 - チェコ好きの日記

    少し前、大学院時代の恩師がTwitterを始めたのを発見してしまい、ひそかに戦慄した。 フォローせずにそっと見守ろうかとも思ったが、それも卑怯な気がするし、私も私でこれで一応、毎日を精一杯に頑張っているのだ。何も恥ずかしいことなどない。それに、「チェコ好き」は名ではないから、きっと先生はそれがかつての教え子であるとはお気付きにならないだろう……というわけで、堂々と「フォローする」を押した。 おかげで私のTLには、先生の言葉が、わずかながらも毎日流れてくるようになった。 たくさんのツイートに混ざって流れていく先生の言葉はさながら、きらめく一筋の清流だ。「美しく可愛く、シックで切なく」がぼくのモットーだよ、とかつて先生は微笑みながらおっしゃっていた。すでに定年をむかえられ、先生は大学の教授職を退かれているけれど、そのかつての言葉どおりに、相も変わらず日々を美しく可愛く、シックで切ない言葉で綴

    Twitterのフォロワー数で抜かれたくない人 - チェコ好きの日記
  • おれのかんがえたさいきょうのワーク&ライフ - チェコ好きの日記

    ネットや雑誌でたまに見かける情報商材みたいなやつの広告は、眺めてみるとけっこう面白い。わりと適切に、世相を反映している気がする。 一昔前、それは札束風呂に美女と入浴しているおっさんであった。あれは情報商材というよりパワーストーン系だった気もするが、「いいよねえ、札束風呂に美女と入浴、ほんといいよねえ」と見ると感心してしまう。しかし、最近はさすがに札束風呂のおっさんは下品だしギラギラしすぎと思われるようになったのか、そういった広告もあまり見かけなくなった。 ここ最近は、そんな札束風呂のおっさんよりも、もう少しスマートな広告が流行っている気がする。この前見かけたやつは、「世界を旅しながらネットで稼いじゃおう」というやつであった。青い空、青い海、白い砂浜、絶景、MacBook、そして俺。いいよねえ、ほんといいよねえ。「おばちゃんが入ったら以降、そのカフェはおしゃれではなくなり、廃れる」なんてひど

    おれのかんがえたさいきょうのワーク&ライフ - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2017/08/07
    「自分の好きなものがわからない人にアピールするための一連のセット」問題
  • タラレバ娘、抗えない老い、後悔、そして『騎士団長殺し』 - チェコ好きの日記

    村上春樹の最新長編小説『騎士団長殺し』の感想を書く。物語の核心に触れないよう細心の注意を払うけど(つまり、まだ読んでない人が目にしても大丈夫なように書くけど)、とはいえ「何も知らない状態で『騎士団長殺し』を読みたいんだッ!」という人にはこの感想はスルーしてもらったほうがいいと思う。を読み終わったらまたブログを読みに来てください。 騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/02/24メディア: 単行この商品を含むブログ (13件) を見る騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/02/24メディア: 単行この商品を含むブログ (10件) を見る ある時点に戻ってひとつの間違いを修正できたとしても まず読み終わって最初に思ってしまったのは、村上春樹ももう68歳、作家

    タラレバ娘、抗えない老い、後悔、そして『騎士団長殺し』 - チェコ好きの日記
  • 「帰る場所がない」を考える中東の旅/あと、電子書籍が出ます - チェコ好きの日記

    旅行に行きました。今回は少し長い旅で、期間は1ヶ月弱。その間でまわった国は、スペイン、モロッコ、ヨルダン、イスラエル、ギリシャの5カ国です。 なぜこのルートだったのかというと、理由は後付けでもある(だから関係ない場所も多少含まれている)のですが、旅先を決めてからいろいろと調べ物をしているうちに浮かび上がってきたキーワードが「セファルディ」でした。セファルディとはスペイン系ユダヤ人のことで、スペインやポルトガルなどの地域に15世紀頃まで定住していた人々です。1492年、イベリア半島のイスラム政権が滅ぼされ、この人たちはユダヤ教からキリスト教へ改宗するか、もしくは故郷を出て行くかの二択を余儀なくされます。そして、彼らが故郷を捨てて選んだ地の1つとして、スペインからジブラルタル海峡を渡った先にあるモロッコがありました。 旅のスタート地点に選んだのは、このイベリア半島におけるイスラム政権の滅亡を象

    「帰る場所がない」を考える中東の旅/あと、電子書籍が出ます - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2016/03/20
    ほう!これはこれは!
  • 「お腹いっぱい」食べたいの - チェコ好きの日記

    今回は、私のブログのなかでたまにある「自分でも何いってるかよくわからない系」の話をします。なので、細かい定義の誤りや論理的な矛盾はどうかお手柔らかにご指摘いただけると嬉しいです。 ※こういう系 aniram-czech.hatenablog.com 1 すごく感覚的な話になるし、はっきりとした基準があるわけでもないのですが、最近気が付いたのは、「お腹が減るコンテンツ」と「お腹がいっぱいになるコンテンツ」があるなあということです。「コンテンツ」というのは、私が書き手でもあるからかインターネット上で見られるテキストを指すと思ってもらってもいいですが、もっと拡大して紙ののことでもあるし、服や雑貨でもあるし、べ物のことだと考えてもらってもいいです。 どういうことかというと、「お腹いっぱい」という表現を使ったのでべ物にたとえますが、べ物は基的に、べられる量に限度があります。ギャル曽根みた

    「お腹いっぱい」食べたいの - チェコ好きの日記
  • noteを中心としたエッセイっぽい文章のまとめ - チェコ好きの日記

    今年に入ってから「絶対、私やんないわ」とこれまでずっと思っていた毎日更新に期間限定でチャレンジしているのですが、「わりとイケる」と思っていたのに「【日記/10】毎日文章を書くようになって気が付いたこと|チェコ好き|note」を書いた翌日からツライと思うようになりました。これをずっとやっているブロガーさんやライターさんはすごいですね。私は来月の半ばで1回やめます。だけど、毎日更新にチャレンジしなかったら絶対書かなかったような内容の記事もあるので、やっぱり一度は変わったことをやってみるのもいいもんだ、と思いました。 私がこれまでこのブログで中心的に書いてきたのはおそらく「批評」というジャンルに属するもので(きちんとした批評ではなく”批評っぽい”という意味合いですが)、自分が気になった事象に対してけっこう距離をとりながら文章を綴ってきたのですが、毎日書こうと思うとそういった類のものはなかなか難し

    noteを中心としたエッセイっぽい文章のまとめ - チェコ好きの日記
  • どこにでもいる人は、どこにもいない。 - チェコ好きの日記

    先月ですが、たまに寄稿させてもらっている「ぼくらのクローゼット」の座談会というかオフ会のようなやつがあり、他の寄稿者の方々とお話させてもらいました。 私が「ぼくクロ」に寄稿したコラム ※現在は見られません わりとクローズドな会だったのでまあ書かなくてもいいかということで流していたのですが、シロクマさんとズイショさんが書いていたのを見たら私も触発されて何か書きたくなってしまったので、書きます。 おじさんの集まるオフ会に出席した - シロクマの屑籠 「普通のおじさん」はどこにいる? - ←ズイショ→ ぼくらのおじさんとおばさんの暗い話 「ぼくらのクローゼット」、略してぼくクロは、哀愁漂うというか、どこか加齢臭のするメディアでして、若くてキラキラした将来性のある方々が作る/またはそういう方を想定読者としている他のメディアとは、一線を画する存在です(たぶん)。先月参加したオフ会は寄稿者のなかでは私

    どこにでもいる人は、どこにもいない。 - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2015/11/13
    「形而上普通のおじさん」を正十二角形と仮定すると、真に普通なおじさんは、ところどころ突出したり凹んだりしている感じなんでしょうね。正十二角形そのもののおじさんがいたら、逆にすごく変わったおじさんかも。
  • ショッピングモールは嫌われ者? - チェコ好きの日記

    批評系の人たちの間では、ショッピングモールという存在はひどく嫌われています。かくいう私もこの施設に対して、今まではあまり良い印象を持っていませんでした。便利だし、実際はなんだかんだいって利用しているんですけどね。 ショッピングモールが一部の人たちに嫌われてしまう理由は何かというと、いちばんはやはりその画一性ではないかと思います。その土地独自の色がまったくなく、全国どこでも、あるいは世界のどこでも、ほとんど同じ建物のなかに似たような商品が並ぶ。とある研究者はショッピングモールのことを「グローバル資による植民地化」*1といったそうですが、なるほど、これはすごい嫌われようです。 そんなかんじでなにかと悪者扱いされてしまうショッピングモールですが、そういえばこの施設についてちゃんと考えたことはなかったなーと思い、最近になって関連するを2冊ほど読んでみました。というわけで今回は、これらのからヒ

    ショッピングモールは嫌われ者? - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2015/07/09
    この着眼・この文脈でいうと、速水健朗さんの『都市と消費とディズニーの夢』が何か参考になるかも(個人的にはあまり好きな本ではなかったりしますが、たぶんチェコ好きさんの着眼には近いはず)と思いました。
  • このブログを始めて、丸3年経ちましたが…… - チェコ好きの日記

    「石の上にも3年」といいますが、この諺は今回のエントリにまったく関係ないですが、それにしても未だに「3年」という月日はひとつの区切りとして機能していますよね。 私がほとんど考えもせずに、安易なハンドルネームとブログ名を決め、テキトーに始めたブログが今月で3歳になりました。3歳になったからといって特に変化はなく、今後もこれまで通り更新していくだけなのですが、先日「3年続いたブログは潰れない。」ということが書いてある記事を見かけて、ちょっと嬉しくなったりしました。 「スナック」と「ブティック」の話がおもしろい!スナックのようなウェブメディアを目指して。 | 隠居系男子 ブログという形態自体が今後どうなるかわからないし、いろいろ思うところありまして最近は更新頻度を下げたりもしているのですが、おそらく「私の文章をウェブ上のどこかしらで定期的に読める」という意味では、確かにこのブログが潰れるというこ

    このブログを始めて、丸3年経ちましたが…… - チェコ好きの日記
  • 自分の欲望をしっかりと見極める、のは難しい - チェコ好きの日記

    「それは、当に自分の欲しいものなのか」もしくは「広告やSNSやまわりの環境によって、欲しいと思わされているだけなのか」。私はいろいろなところで、散々この2つをしっかりと見極めるべきだという話をしてきた気がするのですが、最近になって、これってすごく難しいよなー、と思い悩み始めてきてしまいました。aniram-czech.hatenablog.com わかりやすい例だと、私は文章を書くのが好きで、よくもまあ飽きもせずにパチパチとキーボードを打っているなあと思うわけですけど、これが一昔前だったらどうだったか。インターネットやブログというものがなくて、何かを書いても基的にはだれも読んでくれないものだったら? さらに時代をさかのぼって、パソコン、というかタイプライター的なものもなくて、文章を書くには紙とペンを使うしかなかったら? 私には、腱鞘炎になってまで書きたいことがあっただろうか。指にペンだ

    自分の欲望をしっかりと見極める、のは難しい - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2015/06/15
    全体としては、承認欲求や所属欲求を滅却して自分の欲望を抽出するのは不可能に近いと思います。が、一定程度、自分の欲望を見つめる方法はあるとも思うので、目下のタスクから解放されたら何かお返事いたします
  • 寄稿記事の告知、所謂「ヤリ捨て」について思うこと、その他裏話【追記あり】 - チェコ好きの日記

    「ぼくらのクローゼット」さんに寄稿させてもらった記事が公開中です。 www.bokukuro.com 「これからは女性の時代!」みたいな言葉を聞くようになって久しいですが、これは何も生物学的な”女性”のことを指しているのではなくて、”女性的な感性”のことをいってるんだと思うんですよね。なので、男性だからといってポカーンとなる必要はないし、女性だからといって調子こいてると死ぬよ、という思いを丁寧にしたためました。 id:zuiji_zuishoさんのおしゃれコンプレックスの話やid:p_shirokumaさんの「おじさん」になる方法などの記事もとても面白いので、「ぼくらのクローゼット」さんには今後ぜひ盛り上がっていって欲しいなと思います。 あと、偶然にも同じタイミングで男女論というか恋愛論を「3ヶ月だけください」という4人で1つのテーマについて考える共同ブログにて展開中です。こちらも合わせて

    寄稿記事の告知、所謂「ヤリ捨て」について思うこと、その他裏話【追記あり】 - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2015/05/08
    このへん、昨今のインターネットは「言及しましたね!→それがあなたの執着ですね!」的な読みを許してくれるプレイヤーが本当に少なくなったというか、レギュレーションか、死か、みたいな印象を禁じ得ぬところです
  • 「好き」「嫌い」をこえた芸術鑑賞法があるとしたら - チェコ好きの日記

    下記の記事を読みましたー。 けいろー(id:ornith)さんの、「良い」「悪い」が分からないので「好き」「嫌い」で考えるという美術館の楽しみ方はまったく正しくて、というか正しいとか正しくないとかそもそもないので、反論というわけではなく、補足です。 なお、後半は元記事をはなれて話がとんでもなく飛躍しておりますので、ご注意ください(けいろーさんごめんなさい)。 「好き」「嫌い」のその先 美術、映画小説、その他諸々のさまざまな芸術作品を鑑賞するとき、けいろーさんがいうように、基的には「好き」とか「嫌い」とか「面白い」とか「つまんない」とか、そういった基準で考えてOKだと私も思います。知識があればもっと面白い発見ができるかもしれないけど、それは絶対ではありません。 でも、このブログでいつも美術やその他諸々の芸術作品のことをエラソーに取り扱っている私としては、これを読んでくれているみなさんには

    「好き」「嫌い」をこえた芸術鑑賞法があるとしたら - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2014/12/19
    とても難しいことを仰っている、と思いました。
  • 村上隆『芸術闘争論』から転じて、文章の”圧力”の話。 - チェコ好きの日記

    先日、現代美術家の村上隆の『芸術闘争論』というを読んだらとても面白かったよーという内容の話を先走って書いてしまったのですが、今回はこのの感想を、もう少しがっつり書いてみようかと思います。 個人的には、現代アートに興味のない人でも、私がタイトルにあげた”圧力”という言葉にピンときた方にはぜひ読んでほしいなぁというです。 「ウケる」ための作品作りはダメなのか? まず村上隆というアーティストに対する私の勝手なイメージは、「美術界での嫌われ者」でした。美大生なんかにアンケートをとると、「嫌いなアーティスト」として名前が上がることが多いみたいな、そんな印象です。 参考:好きなアーティスト、嫌いなアーティスト2 - Ohnoblog 2 私自身は、彼の作品自体は正直見ても何とも思わないというか、「好きなわけでも嫌いなわけでもない」といったかんじ。でも、なぜ彼の作品がこんなふうに嫌われてしまうのか

    村上隆『芸術闘争論』から転じて、文章の”圧力”の話。 - チェコ好きの日記
  • 『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - チェコ好きの日記

    「ファスト風土」とよばれるような土地を舞台にした話題の小説があるという話は前々から聞いていたのですが、このたび勇気を振りしぼって、山内マリコ氏の『ここは退屈迎えに来て』を読んでみました。 ここは退屈迎えに来て (幻冬舎文庫) 作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る 以下はこの小説の感想文です。既読の方、未読だけどネタバレ上等の方以外は、注意してお読み下さい。 ファスト風土はなぜ“退屈”なのか まずこちらの小説に対する私の第一印象なんですが、何かもうタイトルだけで8割くらい持ってってるというか、「勝ち」だな、と思いました。 この小説の舞台は、前述したように「ファスト風土」とよばれるような地方都市です。構成としては全部で8編の小説からなる短編集で、8編それぞれの主人公は別ですが、すべて同じ地方都市を舞台

    『ここは退屈迎えに来て』ーーファスト風土の“退屈”から抜け出すには - チェコ好きの日記
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2014/09/28
    この問いかけの回答を私なりに書いたのものが『融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論』です。椎名一樹のあの感覚って、すごく重要だと思うんですよ。そして彼は東京ではなく大阪帰り。