舞台は、未来の日本。ソーシャルゲームのガチャは儲かりすぎ、日本のゲームはガチャゲーだけになった。 そして、次に起きたことは他の業界への波及だった。企業は人間性を失い、利潤の最大化を目指し、食料から服まであらゆる物の入手手段はガチャになった。 好きなものを食べたくても、アイスしか引けなければアイスを食べて生きるしかないし、病気でもおかゆが引けなければステーキを食べるしかない。そもそも、食料カードがなければなにも食べられない。 そんなディストピアで、ガチャから引いたカードだけで生き延びるサバイバルゲームが『ガチャ人生』である。 ゲームをスタートすると、ゲーム背景が語られる。 「日本のゲーム業が劣化と共に、ゲームの種類も単一化になる(訳・日本のゲームがガチャゲーだけになってしまった)」 って、この不自由な日本語は…海外製だ! たとえば、チョコレートアイスが食べたいとしよう。 かわいそうだが、それ
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