2009年10月30日、海南網が伝えたところによると、中国南部の海南省ではこのところ、養殖場からワニが逃げ出すという“事件”が相次いでいるのだという。ワニが町中に溢れる「ワニ天国」になってしまうのではないかと懸念する声も上がっているそうだ。 このままでは住民に危険が及ぶ心配もあるとして、今月中旬にワニが養殖場から逃げ出したことが分かった同省万寧市では、現地政府が住民に対し、「ワニは見つけ次第殺してよい」「死んだワニは引き渡さず、食べてもよい」と通達。地元住民の力を借りて一刻も早く問題を解決したい姿勢を示したという。