【モスクワ時事】星出彰彦さん(43)が長期滞在中の国際宇宙ステーション(ISS)でモスクワ時間24日午前(日本時間同)、いったん切り離したロシアの無人貨物船「プログレス」を再ドッキングさせる実験が行われたが、失敗した。ロシア宇宙庁などが明らかにした。 星出さんら宇宙飛行士に危険が及ぶ事態ではなく、プログレスはISSから安全な距離を確保して飛行。21日に打ち上げられた日本の無人補給機「こうのとり」が27日にISSに到着するのを待って、再びプログレスのドッキングを試みるという。 実験は4月20日に打ち上げられたプログレスを使い、ロシア人宇宙飛行士3人が実施した。米航空宇宙局(NASA)によると、新しい自動接近・ドッキングシステムのトラブルが原因とみられるという。