連載開始から大きな反響をいただき、単行本化(『母さん、ごめん。50代独身男の介護奮闘記』)させていただいた「介護生活敗戦記」。連載と書籍化を担当させていただいた編集者のYと申します。よろしくお願い申し上げます。 この連載は皆様から「あまりにリアルすぎて読むのが辛い、でも読んでしまう」というコメントをたくさん頂戴しました。 それは、担当の私にも同じこと。 実は、東京から300kmほど離れた街に独り暮らしの母がおりまして、偶然ですが、松浦さんが御母様の認知症に気づかれたのと同じ歳(80歳)なのです。 松浦さんから、御母様の介護が一段落した段階で初めてご事情をきちんと伺い「これから生活を立て直すためにバリバリ書かないと。どうしようか」とご相談を受け「じゃあ、ぜひ、介護実録を!」とお願いしたときに、私の脳裏にあったのは、「映画や音楽のブログで知っていた松浦さんの文才が、これでNBOでも存分に発揮し
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