阪急電鉄が、大阪・梅田と大阪(伊丹)空港を結ぶ新路線を検討していることがわかった。宝塚線曽根駅(大阪府豊中市)から空港まで約3キロに地下路線をつくり、梅田と空港をつなぐ考え。具体的な計画はこれからだが、阪急は国土交通省や大阪府などの関係者に説明を始めている。 実現すれば、梅田と空港が初めて直結する。現在、伊丹空港に乗り入れる大阪モノレールは梅田周辺を通っていない。途中で地下鉄御堂筋線や阪急線などに乗り換える必要がある。 阪急は5月、大阪府やJR西日本など計5者で、総事業費3300億円を投じ、関西空港へのアクセス路線となる「なにわ筋線」を2031年春の開業に向けて進めることで合意。阪急は十三駅(大阪市)―北梅田間を結ぶ連絡線もつくる計画だ。7月から近畿運輸局などと検討会を設けて議論を始めており、伊丹空港までの新路線はその関連路線の一つとして調査する。なにわ筋線の調査がまとまる来年夏ごろ、需要
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