Emotet制圧も、新たな脅威「IcedID」が登場 添付ファイル経由のマルウェアに必要な対策とは 専門家に聞く(1/3 ページ) 2014年ごろから20年にかけて、メールの添付ファイルを通じて感染するマルウェア「Emotet」が世界中で猛威を振るった。日本もその例外ではなく、19年から20年に関西電力や京セラ、NTT西日本など多くの企業がEmotetの標的となり、個人情報流出の被害を受けた。 しかし、Emotetの脅威はほぼなくなったといっていい。ユーロポール(欧州刑事警察機構)がEmotetを拡散するサーバを突き止め、21年1月、米、英、独、仏、蘭、加、リトアニア、ウクライナの8カ国の治安当局との合同作戦「Operation LadyBird」(テントウムシ作戦)で実行犯を逮捕するとともに、ネットワークの情報基盤に侵入して制圧。内部からEmotetの拡散を停止させたからだ。 その後、ワ
![Emotet制圧も、新たな脅威「IcedID」が登場 添付ファイル経由のマルウェアに必要な対策とは 専門家に聞く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f3f4641b088c1306a86fbb3df9f02a6278bd3f6c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F2106%2F25%2Fcover_news166.jpg)