NTTドコモとソフトバンクは1月13日、迷惑SMSの受信を拒否する機能の提供を今春に始めると発表した。SMSを使ったフィッシング詐欺「スミッシング」による被害を防止する。 不正なアプリのダウンロードやフィッシングサイトに誘導するURLなどを含むSMS、キャリアなどをかたる“なりすましSMS”などを判別してシャットアウトする機能。提供開始後に自動で稼働するため申し込みや利用開始の手続きは不要。使用料は無料。ahamoやLINEMOなどのサブブランドのユーザーにもサービスを提供する。 ドコモは警察庁や日本サイバー犯罪対策センターなどの公的機関と連携して得た情報や顧客から寄せられた報告に基づいて、送信元情報や本文内容から迷惑SMSを判別する。ソフトバンクはAIによる解析で迷惑SMSを見分ける仕組み。 関連記事 フィッシングメールの報告件数、8月は5万3177件で過去最多 偽サイトも9000件超