Published 2023/05/12 17:24 (JST) Updated 2023/05/12 18:35 (JST) 健康保険証とマイナンバーカードが一体化した「マイナ保険証」を巡り、医療保険を運営する健康保険組合などによる誤登録が全国で約7300件あったことが12日、厚生労働省の調査で分かった。これが原因で、別人の医療情報を閲覧されたケースが5件あった。
政府や企業にサイバー攻撃を仕掛けるハッカー集団は、犯行の目的によって大きく三つに分けられます。一つが身代金要求型コンピューターウイルスのランサムウエアを使って、企業や団体を脅迫する「金銭目的の犯罪集団」。もう一つは政治的、社会的な主張を動機とする「ハクティビスト」。そして機密情報のスパイなどを目的とした「国家支援型のハッカー集団」です。ハッカー犯罪集団の多様化に伴って、サイバー攻撃の脅威は大きくなっています。(共同通信=角亮太) ▽ロシアが拠点、世界最大の「ロックビット」 国家支援型のハッカー集団は、拠点としている国の軍や情報機関が深く関与しています。中国人民解放軍の影響下にあるとされるハッカー集団「Tick(ティック)」は2016、17年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)など日本の約200機関の情報を狙って攻撃しました。警視庁は21年、攻撃に使われた国内のサーバーを偽名で契約したとして3
「解除不可能」ロシア・ハッカー犯罪集団のコンピューターウイルスはなぜ解除できたのか? サイバー攻撃を受けた徳島・半田病院、復旧の裏で起きていたこと【前編】 2021年10月、徳島県つるぎ町の町立半田病院が、ロシアを拠点とするハッカー犯罪集団からサイバー攻撃を受けた。身代金要求型の「ランサムウエア」と呼ばれるコンピューターウイルスによる攻撃で、電子カルテなどのデータが盗まれ暗号化されてしまい、病院機能がダウンした。ウイルスは高度な暗号技術が使われており、身代金を支払わないと「解除は不可能」とされる。病院は「身代金は支払わない」と表明し、東京都内のIT業者に調査とシステムの復旧を依頼、2カ月後には復旧して全診療科が再開した。解除不可能なウイルスは一体どのようにして解除できたのだろうか―。ハッカー犯罪集団、復旧を請け負ったIT業者らに取材を敢行し、その「謎」に迫った。(共同通信=角亮太) ▽未明
宇宙から降り注ぐ放射線(宇宙線)によって電子機器が一時的に誤作動する「ソフトエラー」と呼ばれる現象が、NTTの国内ネットワーク通信装置で少なくとも年間約3万~4万件起きていると推定されることが21日、同社などへの取材で分かった。大半は機器の安全装置などで自動修正されるが、専門家は通信障害につながった可能性もあると指摘している。 国内の情報インフラを支える通信装置でのソフトエラー発生規模が明らかになるのは初めて。 宇宙線が大気圏の酸素や窒素に衝突すると中性子が発生する。ソフトエラーはこの中性子が電子機器の半導体にぶつかり、誤作動を起こす。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く