「デスクの乱れは心の乱れ」「勤務時間を増やせば、もう少し生産的になれる」......。そんな、生産性にまつわる話を耳にしたことはありませんか? もしかしたらあなたは、意味もわからぬままそれを実践して、時間を無駄にしていることもあるかもしれません。そこで、生産性に関する一般的な認識を取り上げ、それぞれに科学的な裏付けがあるのかを検証したいと思います。ライフハッカーでは、以前にも生産性の神話を取り上げました。数々の研究結果を用いて、それらの神話をひとつひとつつぶしていったのです。今回も同じアプローチを使って、それぞれの神話を反証する科学を紹介します。よりスマートに働くためのヒントも併記しておりますので、ご参考にしていただければ。 神話1:長時間働けばたくさんの仕事をこなせる この神話の根底には、「勤務時間を長くするほど、より多くのことができる」というロジックがあります。学生時代の徹夜や会社員の
ジャレド・ダイアモンドはアメリカの進化生物学者で、『銃・病原菌・鉄』でピュリッツァー賞を受賞したサイエンスライターだ。フィールドワークをベースにしているため主張に説得力があり、語りかけるような文体と絶妙な比喩が読者を惹きつける。 そんなジャレド・ダイアモンドが書いた『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』が面白かった。 原題は『Why is Sex Fun?』。タイトルだけ見るとセックスの技法や快楽について書いてあるような印象を受けるが、その実は人間の性を進化生物学的に分析した学術本。 人間の性の特徴として、夫婦による長期的な性的関係、夫婦での共同育児、内密のセックス、排卵の隠蔽、女性の性的受容期の延長、女性の閉経、楽しむためのセックスなどがあげられる。 ボノボは大っぴらにセックスをするし、ヒヒはお尻を真っ赤にして排卵を知らせる。哺乳動物のほとんどのオスは子育てをしないし、人間以外のメスに閉経
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く