リーダーやマネジャーとして「やってはいけないこと」とわかっていつつも、ついつい「繰り返してしまう行動」というものがあります。 例えば、「ついつい、マネジャーであることを忘れ、下の人の仕事に必要以上に手や口をだしてしまう」とか「すぐカッとなってツメてしまう」とか、その類の行動を思い浮かべていただけると、ここではよいのかな、と思います。 そういう行動に関して、組織行動論の研究では、1980年代からRelapse Prevention Research というものが進展しています(たとえば、Marx 1982などですか)。 「Relapse」とは「逆戻り・再発」のこと、「Prevention」とは「防止」ですから、さしずめ、ここではそれを「再発防止研究(RPR)」とよびましょう。 その研究の全体像を描き出すことは、ブログの趣旨を超えているので、敢えていたしません。これら一連の研究は、カウンセリン