私はこれまで記事中以外参考サイトを紹介しなかった。が、福島原発危機は違う。多くの人に閲覧してもらいたいサイトは数多くある。(私もお世話になっている。) 以下解説とともにご案内する。取りあえず拙速で順不同、未整理のままである。ただ優れたサイトでも、筆者の実名(筆名でも構わない)や身元や責任が明らかになっていない、言い換えれば匿名性の強いサイトはオミットする。執筆者の執筆責任が取れていない記事には価値がない。 ドイツ連邦政府運輸建設都市開発省(ドイツ気象庁)の福島原発事故における放出放射能拡散状況予測サイト Federal Ministry of Transport, Building and Urban Development / Deutscher Wetterdienst ※ドイツ語サイトだが、英語でも読める
2 チェルノブイリ チェルノブイリの事故では、原子炉の中で核分裂をすでに起こしその後に残った核分裂生成物としての放射能が放出されました。従って、原爆のような核分裂の際に発生する放射線は含まれていません。放出された量は3〜4エクサベックレル(エクサは1018のこと)といわれています。放出された量を、広島原爆で出来た死の灰の300倍との表現をする場合もあります。放出は10日間にわたって起こり風の向きによりいろいろな方向に放出されました。放射能の降下は塵や雨となって起き、人々が被曝しました。汚染を生じた放射能の主なものには、セシウム137、ストロンチュウム90、ヨード131、プルトニウムなどがあげられます。30キロ圏内の住民13万5千人が避難させられ、またその他の高汚染地域からも28万人が避難させられました。被災者は以下の4グループとされます。 (1)事故時の運転員と消防士、(2)事故処理作業
いいえ、実質的には残っていません。 原爆が炸裂して、その結果残留放射能(放射性物質)が生じることになるのですが、その出来方には2通りあります。一つは、核分裂生成物 あるいは核物質自体(広島原爆に使用されたのはウラン、長崎原爆に使用されたのはプルトニウムです)が放射性降下物(フォールアウト)として降ってきて地上を汚染するものです。同じような土壌汚染がチェルノブイリ事故でも起こりましたが、その規模ははるかに大きなものでした。 → [詳しい説明はこちらをご覧ください] 残留放射能(放射性物質)のもう一つの出来方は、中性子線が地面や建物に当たって生じるもので(中性子放射化)、放射能を持たない物質に放射能を帯びさせることにより生じます。 放射性降下物(フォールアウト) 広島・長崎の原爆は、地上600 m(広島)、503 m(長崎)の高度で爆発しました。そして巨大な火球となり、上昇気流によって上空に押
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