CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
ITエンジニアの江島は問題だらけのプロジェクト、やる気のない社員たちに嫌気が差してした。そんなとき、ある人物からの一言で会社を変えようと決意する。待ち受けていた数々の困難を乗り越えた先に到達した「越境する開発」とは。2月7日発売の『カイゼン・ジャーニー』から、ストーリーの一部をご紹介。 本記事は『カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで』からの抜粋です。掲載にあたり、一部内容を編集しています。 Prologue 終わりなきジャーニー 「江島さん。ちょっと良いですか」 僕の席にやってきたのは、小柄な女性だった。すぐにずれ落ちる大きなメガネを右手で器用に上げながら、まっすぐと僕を見てくる。 「七里さん、ダメです。なってません」 もう、彼女から同じ内容の苦情を何度ももらっている。普段はチャットでやりとりしているが、ラチがあかないと感じたのだろう、直接目の前まで
チームメンバーが何をやっているかも分からない――そんな現場、会社を改革していくストーリーとノウハウが語られる『カイゼン・ジャーニー』(翔泳社)。Developers Summit 2018では、著者の新井剛氏(ヴァル研究所、エナジャイル)と市谷聡啓氏(ギルドワークス、エナジャイル)による講演が行われ、本書で解説される重要なポイントと両名の経験、考え方が語られた。 ボクが越境できたわけ 1人でも、まずは見える化から始めてみる 新井剛氏が最初に投げかけたのは、プロジェクトや組織、会社でモヤモヤした問題を抱えていないかという一言。具体的には「チームと言いながらメンバー同士で何をしているのか、何が課題か、まったく分かっておらず共有もされていない」という問題だ。 皆さんの中にも、同様の状態に置かれている人がいるだろう。昔は協力しお互いのことを知ろうとしたが、次第に周囲の雰囲気に飲み込まれ、いつしか「
はじめに Flex/AIR開発には、ところどころに「落とし穴」があります。過去3年間のFlex/AIR開発を通じて、筆者はそうした「落とし穴」にことごとくハマり、そのたびに「二度と繰り返すまい」との思いで要点をメモしてきました。本連載では、その筆者の「Flex/AIRハマり帳」をもとに、これからFlex/AIR開発を始める方が同じ過ちを繰り返さないためのささやかなtipsを紹介していきたいと思います(なお、ここで紹介するtipsは、あくまで筆者の経験に基づいて得られたものであり、アドビシステムズの公式な提供情報ではないことにご留意ください)。 Google App Engine for Javaと「ご都合.com」 第1回は、つい最近のメモからです。この連休中に筆者は、「Google App Engine for Java(GAE/J)とFlexでスケジュール共有ツールを作る」ことを思い立
はじめに Googleのインフラで実行されるクラウドサービス Google App Engineが2009年4月7日にJavaに対応しました。Javaエンジニアにも利用できるようになった、Google App Engineを一緒に勉強して行きましょう! 今回は、Google App Engine上から簡単にメールの送信ができる「Mail Java API」を勉強したいと思います。 対象読者 ウェブサービス開発に興味のあるJavaエンジニア Google App Engine for Javaに興味がある方 必要な環境 「Google Plugin for Eclipse」がインストールされている、Eclipse 3.3(Europa)か3.4(Ganymede) 開発環境の構築手順については、第1回の解説を参照してください。 Mail Java APIとは? Google App Engi
はじめに 前回、Boardsというテーブルを用意し、これを利用した簡単なサンプルを作成しました。このサンプルでは、レコードの表示・追加・更新・削除といった基本的な機能を作成しました。今回は、このサンプルをもとに、実用面で必要となる機能を実装しながらGrailsの持つ機能について説明をしていくことにしましょう。今回取り上げるのは、入力された値のチェックを行う「バリデーション」と、複数テーブルを結合し処理するために用意された「リレーションシップ」についてです。 対象読者 JSPを書くのは正直しんどい……と近頃感じる人。 Ruby on Railsスタイルの開発に興味があるという人。 MVCフレームワークをJavaで学びたい、という人。 バリデーションについて まずは、入力値のバリデーションについてです。例えば、新しいレコードを追加したり、レコードの編集をしたりするとき、フォームに値を記入して送
はじめに クラウド・コンピューティング開発環境であるGoogle App Engine(GAE) for Javaがリリースされましたので、早速Curlと連携してみましょう。 今回は、CurlとJavaを簡単に連携し、高速通信を実現する日本発オープンソース・ツールのCurl ORB for javaを用いて検証したいと思います。 手順 CurlとGoogle App Engineの連携は、以下の手順で実施していきます。 サーバサイド Google App Engine SDKインストール プロジェクトの作成 Curl ORBセットアップ Spring Frameworkセットアップ ライブラリ登録 各種設定ファイル(applicationContext.xml、web.xml、curl-access.txt)の設定 Google App EngineのDataStore機能を利用したサービ
はじめに 多数のクライアントからのリクエストを処理しなければならないWEBシステムでは、パフォーマンスの問題が出てくることが珍しくありません。 パフォーマンスの問題を解決する技術の一つとして「キャッシング」技術があります。これは動的コンテンツの生成結果をメモリにキャッシュ(一定期間保存)し、その間に受けたリクエストに対してはキャッシュの値を返すことにより、生成の処理数を減らすことができるというものです。また静的コンテンツでも、PDFや画像ファイルなど比較的大きいファイルをHDDではなくメモリにキャッシュすることにより、ファイルロードを高速化することができます。 他のパフォーマンスの問題解決方法と比べて大きなメリットは、ビジネスロジックの修正を最小限に抑えることができ、デグレーションを防ぐことができるところです。ただし、キャッシュされている間は古い情報がレスポンスとして渡されることになり、常
Java EE 5のリリースから2年以上の時間が経ち、次期仕様である「Java EE 6」は仕様策定状態ですが、あまりまとまった情報がありません。本稿ではJava EE 6に含まれる予定の技術を解説し、今後のエンタープライズ分野のJavaが進む方向について考察したいと思います。 はじめに エンタープライズアプリケーション向けのJavaの仕様「Java EE」の現行バージョンは「Java EE 5」です。このJava EE 5は、EJB 3.0を中心にDependency InjectionやPOJOを用いたO/Rマッピングなど、Java EE/J2EEの主流に対するオルタナティブとして出てきた技術を取り込んだ、従来のJava EE/J2EEから大きく変化したバージョンでした。 このJava EE 5のリリースから2年以上の時間が経ち、次期仕様である「Java EE 6」は仕様策定状態ですが
ブラウザ ブラウザのデフォルトスタイルをリセットする WINGSプロジェクト うえがき麻矢 [著]、 山田 祥寛 [監修] 本連載では、「クロスブラウザに対応したデザインテクニック」をテーマに、保守性や互換性に優れたXHTML+CSSの書き方を紹介していきます。今回は、このブラウザのデフォルトスタイルについて解説し、これを初期化して、各ブラウザのデフォルトスタイルの差異を埋める方法を紹介します。 [2008年10月03日] レポート セッションレポート「エンバカデロ・テクノロジーズ DatabaseGearプロダクトオーバービュー」 CDN編集部 [著] 去る9月9日と11日。東京、大阪の2拠点で10回目となるエンバカデロ・デベロッパーキャンプが開催された。イベント冒頭に紹介された、エンバカデロ・テクノロジーズの現在の状況と、日本においては新たに登場することとなるDatabaseGe
今回は、メニューからグラフの種類を変更できるようにします。これまでは、3D縦棒グラフでデータを表示していましたが、グラフの種類を折れ線グラフと円グラフに変えられるようにします。
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