ヨガの成瀬雅春先生と対談。 何度かの対談をまとめて単行本にするのである。 対談は今日が最後で、来春には本が出る予定。 成瀬先生たちご一行が合気道のお稽古を見学に来た。 木曜日から「股関節と肩甲骨をがばっと開いて、身体を刃のような一重身にして、深層筋からの力をそのまま作用点に伝える」という身体の使い方を工夫している。 それは先日黒田鉄山先生のDVDで、駒形改心流の型のいくつかを見て、その独特の一重身から、「やっぱ股関節と肩甲骨だわな」と思ったからである。 前に大相撲の一ノ矢さんと『考える人』の「日本の身体」で対談したときに、シコが股関節、テッポウが肩甲骨の「開き」のためのものだということを教えていただいた。 相撲の場合は「自分の身体から出せる最大の力を出すためにはどういうふうに身体を使うか」というはっきりした目標がある。 そのための稽古法として、シコと摺り足とテッポウと股割りがある。 この四