メキシコ西部ミチョアカン(Michoacan)州テパルカテペク(Tepalcatepec)で、新設された警察部隊の制服を着て街を行進する元自警団員ら(2014年5月10日撮影)。(c)AFP/RONALDO SCHEMIDT 【5月12日 AFP】メキシコ当局は10日、同国西部で昨年に凶悪な麻薬カルテルに対抗するために発足した自警団を合法化し、制服とアサルト(攻撃用)ライフルの配布を開始した。 農業が主要産業のミチョアカン(Michoacan)州で自警団が組織された町の1つ、テパルカテペク(Tepalcatepec)では、配布場所に指定された牧場に、多数の農家の人たちが列を作り、州警察の1組織として新設された部隊の青い制服を受け取った。 新警察部隊は隣接する町ブエナビスタ(Buenavista)でも結成された。同町では昨年2月、警察がカルト集団にも似た麻薬カルテル「テンプル騎士団(Knig